骨の奇形

頚椎椎間板ヘルニアと診断された50代女性のお客様が来られました。

主訴は左首から肩への痛みです。

痛みはあったり無かったりと日により変わるようで、最近は安定しているとのことでした。

MRIのコピーしたものを見せていただくと、首の5番目と6番目の間にある椎間板が

圧迫しているように見受けられます。ただ、3D画像でないので正確さに欠けます。

あと気になる点をみつけました。

首の5番目と6番目の骨の形が綺麗ではなく、骨の四隅が尖がったようになっています。

これは骨棘(こつきょく)といい、骨の変形を意味します。

骨棘とは

骨棘が多くみうけられるのは首と腰です。

背骨の中で首と腰は多くのストレスを受けるので、この辺りによく見受けられます。

この変形は50歳以降の中高年で大半にみられます。いわゆる骨の「老化」です。

起床時に痛みが強く、時間の経過と共に動けるようになるのが特徴です。

背骨の1つをみてみると、正常なものは四隅に丸みがあります。

しかし、年を取ると共に四隅が尖ってきて形が変わります。これを骨棘といいます。

かなり進行すると上下がこの骨棘によって繋がります。

この状態を架橋(かきょう)といいます。

見習いの頃、首の骨の5番目と6番目が架橋化しているお客様をほぐした事があります。

首をほぐすと骨同士の境目が全くわかりませんでした。

かなりのご高齢で骨粗鬆症があったため、当時はビビりながらほぐした記憶があります。

骨棘や架橋はレントゲン診断で見分けることができます。

骨棘によっておこる症状

骨棘があると関節自体の可動域が減少するので筋肉の硬直がおこります。

また隣接する椎間板が狭くなるなどの変性が進行していることもありますので、

ヘルニアに移行するケースも考えられます。

  • 痛みやしびれ
  • 坐骨神経痛
  • 椎間板ヘルニア
  • 間欠跛行      など

普段から新陳代謝をよくする

骨棘はある程度、年齢を重ねると小なり大なり起こるものなので、恐れることはありません。

普段から骨棘のある方は、新陳代謝を高めるよう意識しましょう。

普段から湯船に浸かる、寒い季節は使い捨てカイロで温めるなど冷やさないようにします。

運動も新陳代謝を高めるので、動けるなら運動もお勧めです。

運動前後には必ず筋肉を充分緩めてからおこないましょう。

筋肉をほぐすのもいいですよ。当店にも腰椎に骨棘があるお客様は沢山いらっしゃいます。

骨棘がある部分は痛みを強く感じるので、その部分は注意深くほぐします。

痛み以外にしびれを誘発している方には、痛みの要因となる神経の通り道を緩めることで

症状を軽減が見込めます。

年を重ねてから骨折した方骨粗鬆症がある方は骨棘になりやすいので注意ください。

骨折すると骨を修復するため、体内からカルシウムを放出するため骨棘になりやすいです。

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