激しい首の痛み Part2
2日後に2回目の施術。
痛みレベルが初回よりさがり、可動域が少しひろがりましたので、改めて検査をしました。
頚椎圧迫テストでは同じ方向の圧迫で痛みがあります。
首や肩に痛みがある場合、頚肩腕症候群(けいけいわんしょうこうぐん)を疑います。
頚肩腕症候群

頚肩腕症候群という名称は診断名ではありません。
首から肩、そして腕にかけての痛みやこり、しびれなど色々な症状を認める状態を
総称して頚肩腕症候群と呼ばれています。
この中には胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)を起因する症例を
多く含んでいます。
胸郭出口症候群とは、デスクワークや編み物など同一姿勢にて鎖骨周辺の腕へ
いっている神経や血管が圧迫されて、首から指にかけて痛みやしびれなどの症状
を起こします。胸郭出口症候群は圧迫される部位によって
- 斜角筋症候群(首の前斜角筋と中斜角筋の間でおこるもの)
- 肋鎖症候群(鎖骨と第一肋骨の隙間でおこるもの)
- 小胸筋症候群(胸の新部筋小胸筋の過緊張からくるもの)
- 頚肋症候群(頚椎が肋骨化したもので、こちらは骨の奇形です)
に分類されます。
このお客様は、左側の肋鎖症候群判定でプラスがでます。
なので、本日も首の下部は触らず、その代わり背骨の【ある部分】の可動域を高めて、
体の要となる骨盤、そして肋鎖症候群には欠かせない【ある部分】がスムーズに動くように
施術をしました。
最後に首を支えるためのテーピングを施し施術終了です。
真の要因は楽器を首で支えるため
施術をしながらお話の中で、やっと要因がわかりました。
以前からマーチング演奏をされているそうで、お客様は太鼓を演奏されています。
その太鼓、かなり大きなものらしく十数キログラムあり、ベルトを首に掛けて太鼓を支えながら
演奏します。
イメージですが、こんな感じだと思います↓

素敵(*‘∀‘)カッコイイ❣
2年ほどお休みしていて、久しぶりに練習したそうです。
症状発症と久しぶりの練習した時期がリンクしているので、首に過度な重さが掛かり
続けたことで急性の痛みを発症したと考えられます。
この日もテーピングを施し施術終了。
施術後はかなり首を動かせるようになったので、次回は1週間以内でご予約をとりました。
3回目の来店時は痛みは無くなり、頚椎圧迫テストでも、首の可動域テストでも張り感のみ
でした。首の可動域はかなり良好で、左の肋鎖症候群テストも陰性でクリア。
状態がかなり良いので今回の症状での施術は今回で終了、一旦卒業です。
今後は同じ痛みで辛い思いをしないように、また立ち仕事中心なので、足や腰の疲労が
溜まる前にケアにお越しくださいねとお伝えしました。

