スマホ気象病 Part1

毎日湿度気温が高く、体力を奪われます。また週末から雨が続くと思うと憂鬱です。
雨模様や梅雨、台風になると気圧が下がり低気圧に覆われます。
気圧が下がると人の体は膨張するため、リンパ液や血液の流れが澱み、だるさを感じます。
気圧の低下が原因で、酷い方だと立ち上がれない程の不調を訴えます。
当店のお客様の中にも、雨の日はふさぎ込みがちの方や、体の痛みが増す方がおられます。
気象病

気象病とは、気圧の変化で頭痛、関節痛、肌のくすみなど不調を起こす病気です。
男女比では圧倒的に女性が多く、男2:女8の割合です。
気象病のメカニズムを頭痛で説明します。
雨が降る時は、高気圧から低気圧へと大きな「気圧の変化」が起こります。
この変化が引き金となり、耳の奥にある内耳の前庭神経が過剰に興奮してしまい
自律神経のバランスが乱れてしまいます。
すると三叉神経が刺激されからCGRPを放出し、脳の表面の血管に炎症を起こす
ことで頭痛を発症します。
スマホ首で気象病が急増中⁈
気象病を訴える方が「ある生活習慣」が要因で急増しているそうです。
ある生活習慣とは?…それは…
スマートフォンの使い過ぎです‼
スマホの使い過ぎで下をむく姿勢が長引くと、首の後面の筋肉は支え切れず、
首の前弯カーブが消失します。いわゆる「スマホ首」です。
スマホ首はストレートネックの要因の1つです。
現在、ストレートネックが気象病を悪化しているのではないかと考えられています。
※中部大学教授 佐藤純氏 説明より抜粋
なぜストレートネックが気象病を悪化させるのか

首の骨には両側に椎骨動脈が通っていて、椎骨動脈から内耳へと血流が保たれています。
ストレートネックは関節の可動域が狭まるため、首の動きが悪くなります。
首の動きが悪くなることによって血流が阻害され、内耳が血行不良で過敏になり、
気圧の変化を受けやすくなります。
これにより自律神経のバランスを崩し、頭痛、だるさ、古傷の痛みなど様々な体調不良
を起こすのではないかと考えられています。
※中部大学教授 佐藤純氏 説明より抜粋