頚椎椎間関節&変形性頚椎症

ご紹介でご来店頂いている方で頚椎5番と6番の間の椎間板が狭くなっていて

そのため首肩凝りや肩甲骨の間に鈍痛があるお客様がいます。

50歳代以降の方に多くみられ、肩甲骨間の痛みや手にしびれを誘発します。

当店でも椎間板狭窄と診断されたお客様を何人も施術させて頂きました。

一番酷かった方は2年以上鋭い肩痛と親指と人差し指のしびれに悩まされました。

椎間関節症とは

背骨は24個の骨が首から腰まで繋がっています。背骨といわれるところです。

背骨の後面には脳に刺激を送る神経の塊(脊髄)があり、背骨の配列の穴からこの神経は

枝分かれして出て、手足や様々な臓器に指令を送っています。

この枝分かれした神経を脊髄神経といいます。

この穴が何らかの問題で狭くなり脊髄神経を圧迫すると色々な問題が起こります。

それが椎間関節症です。

神経が通る穴が狭くなる原因は様々あり、其々対応が異なります。

  1. 頚椎に付着する筋肉や靭帯の過緊張から骨が歪み神経圧迫を起こすもの
  2. 椎間板の幅が減少するもの(スポンディローシス)
  3. 骨自体の変形や奇形により神経圧迫をおこすもの→変形性頚椎症

⒈は施術対象です。

⒉は施術対象ですが始めは椎間板の幅が狭窄している部分は触らず、周りを緩めることで

患部の負担を軽減するように施術します。

経過中、狭窄部分に弾力が戻ってきた場合は、少しずつ狭窄部分に可動性をつけるよう

手技を追加することもあります。

ちなみに頚椎の椎間板狭窄は頚椎5番と6番の間がほとんどです。

⒊は骨自体の変形や奇形によるものなので、患部への矯正は禁句です。緩和操作となります。

椎間関節症は人によってレベルは異なりますが痛み訴えるので、状態を確認しながら

出来るだけ楽な体勢で無理のない範囲で施術をおこないます。

椎間関節 変形性頚椎の症状

  • 首や肩の強い痛み、凝り
  • 頚椎関節可動域の制限
  • 手や腕のしびれ
  • 頭痛
  • 運動障害(物が握りにくい、字が書きずらいなど)
  • 咳やくしゃみでも痛みが起こる

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


前の記事

手の親指の痛み

次の記事

ストレスによる痛み