ゴルフ初心者さん

例年に比べ今年は気候が良く、日中は夏日のような日差しの日もあります。
気候が暖かくなると何か始めたくなりますね。
既存のお客様にも、最近ピラティスを始めたという方がいました。
運動や洋裁など、動的なもの静的なもの、何にせよ新しい事に挑戦するのは楽しいものです。
初めてお越し頂いた20代男性のお客様は2~3か月前からゴルフを始めたそうです。
当店には左肩甲骨痛の症状でお越しになられました。
肩甲骨を触ると特に際は痛みが強いと訴えられます。
中学生の頃、野球で腰椎圧迫骨折になり、以降慢性腰痛と肩こりの症状がありますが、
カウンセリングからゴルフフォームやスイングなど練習によるものだと判断しました。
腰の疾患は背中に負担が掛かる
体の重心は「腰」です。
厳密には大人は仙骨2番、子供は仙骨3番が中心軸となります。
通常、腰が安定していれば背骨も安定しますが、このお客様のように腰を怪我したことが
ある方や腰椎ヘルニアなど疾患があると、骨格がスムーズに動かなかったり
腰周りの筋肉が硬くなるため背骨まで連動してしまいます。
そのため背中や首までも影響をうけます。
腰が悪い方は先に背中や肩回りを緩めてあげると腰が軽く感じられます。
今回は慣れないスイング動作にて肩首に力がはいることで痛みを誘発したのでしょう。
ゴルフ初心者さんの場合、一般的に右打ちの場合、右首・左肩・左肘・右腰・左膝・左足首
へ痛みなど症状がでやすいです。
慣れない動作は筋疲労をおこす

スポーツにせよ仕事にせよ、今までやったことの無い姿勢や動作作業をすることは
体が力み無駄に力がはいりますので容易に筋疲労を起こします。
動きや動作に慣れてくれば無駄な力みは無くなり、体の使い方も上達することで
やり始めの時のような痛みは起こりにくくなります。
ゴルフは一方方向の捻転動作を繰り返すため、どうしても体の左右バランスに
片よりが出やすいスポーツです。
なので運動前後はウォーミングアップとクールダウンをしっかり行いましょう。


