足の親指痛
「右足の親指が痛くてスネまで痛くなってきた」と訴えるお客様がいました。
足の親指痛なので痛風かと思い病院で診てもらいましたが、痛風ではありませんでした。
50歳代男性でゴルフ好きな方です。
コースには月に2~3回、春秋のゴルフシーズンは更に増え、練習場にも週1~2回行きます。
歩くと痛いため歩行リズムも狂い、腰まで痛くなってしまいました。
頻繁にゴルフをされますが普段から腰は張っても痛みまででない方なので、何か必ず必ず原因が
あるはずです。
原因は新品のゴルフシューズ
ゴルファーで痛みを訴えている方に対して必ず確認することがいくつかあります。
「スイングフォームを変えたか」「クラブを変えたか」「ゴルフシューズを新しくしたか」
「マンツーマンレッスンを受けているか」などです。
フォームを変えると今までの体の使い方が変わるため、力んだり体を捻り過ぎてしまいます
ので痛みの要因となります。
クラブを変えるとクラブの重さが変わります。重さが変わればグリップを握る力配分が
変わるので前腕の痛みや手首の痛みの要因となります。
ゴルフシューズに限らず自分の足に合わない靴は足の痛みや腰痛を生みます。
高価なもの=良い物ではありません。ご自身の足に合うものがその方にとって良い靴です。
このお客様にも確認すると最近ゴルフシューズを新しく買い替えたそうです。
履いてラウンドしていると、段々と足の締め付けを感じていたそうです。
そのうち足に馴染んでくるだろうと思い履き続けていたようですが、そのうち足腰に痛み
が出てきたそうです。
施後後お客様には新しいゴルフシューズは一旦履くのを止めてもらい、次回ラウンド時
には他のゴルフシューズでラウンドしてくださいとお伝えしました。
後日確認すると全く痛みがでなかったとのことでした。
前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
前脛骨筋はスネの筋肉で、脛骨(けいこつ)から付着して長い腱は足の甲を横断し、
そこから足を巻き込むように足底の骨に付着しています。
働きとしては足の背屈(つま先を天井方向に向ける)や内反(足底を内側に向ける)で、
背屈することでステップを踏んだ後に地面から足を離したり、もう一方の足を前に出す
ことができます。
背屈や内反はバランス維持や足の状況に対応するために必要な動きです。
前脛骨筋が疲労するとスネの痛みや足・足首のこわばり感を引き起こします。
平面な場所でつまづきやすい場合、前脛骨筋の疲労が原因の可能性があります。
また子供の足や足首の成長痛の主な原因の1つでもあります。
前脛骨筋が疲労する要因
- 長時間の歩行や走行(特に凹凸の地面や柔らかい砂浜は更なる負荷をかける)
- 歩き方や走り方を変える
- 長時間の運転でアクセルを踏み続ける
- 履きなれない靴や新品の靴を履く
- 長靴など重い靴を履いて作業する
- ふくらはぎの疲労は前脛骨筋の疲労を招く
- 扁平足や外反母趾の方
- O脚やX脚
当店での対応
前脛骨筋は足の親指を引き上げる働きをするので周囲に痛みはないか、また前脛骨筋が
付着する脛骨は膝を構成するため膝痛がないかを確認します。
前脛骨筋の働きが悪くなると歩き方のバランスが崩れるます。
そのため体全体のバランスを整えながら足や膝、股関節や腰の動きを確認して整えます。
必要な場合はテーピングで補強したり、セルフメンテナンスをお伝えします。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
- 住所:大阪市中央区南船場1-7-8 ダイアパレス順慶町(じゅんけいまち)205号
- 最寄り駅:大阪メトロ堺筋線 長堀橋駅/大阪メトロ中央線 堺筋本町駅
- 電話番号:(06)6263ー1081 ※変更ありません
- メールアドレス:yukaimayumichiro@gmail.com ※変更ありません