尾てい骨周囲の痛み
お尻の痛みと右股関節痛が続き歩きずらいという方が来られました。
しびれは無く、ズーンと奥に響く鈍痛が続いていて、座り続けているとお尻が痛いので
仕事に集中できないそうです。
病院には行ってないとのことだったので、動的検査と共にヘルニアなど整形科学検査を
しましたが気になるところはありませんでした。
原因に覚えがなかったのでお尻の痛みに繋がるような行動をとっていないか確認しました。
「転倒してないか」「座面の硬い椅子や柔らかすぎる椅子に長時間座り続けてないか」
「急斜面など不慣れな道を長時間歩いてないか」「丸まって寝ていないか」
「足の使い過ぎで疲れはないか」どれも当てはまりません。
原因は「仙骨座り」
すると家でテレビを観る時に、ソファに座らず床に座ってソファを背もたれにして
膝を大きく曲げて座っているとのこと。
体育座りいわゆる「仙骨座り」です。
この座り方だと尾てい骨が中に入り腰椎の前弯アーチが消失してしまいます。
股関節も鋭角となり、お尻や腰周りの筋肉、骨盤や股関節、腰椎にも影響を及ぼします。
大殿筋
お尻の表層にある大殿筋という筋肉は臀部の筋肉の中で一番大きい筋肉です。
骨盤、仙骨、尾てい骨に付着し大腿骨の外側に付着しています。
大殿筋は歩行時や直立時に体を安定したり、股関節を後ろに引き上げる・外にひらく、
走ったり跳ぶなど大腿部を力強く伸ばします。歩行時はほとんど使いません。
大殿筋が凝るとと座った時に坐骨や仙骨、尾てい骨に痛みや不快感が現れます。
大殿筋の痛みを悪化させる要因
- お尻や尾てい骨に体重をかけ、後ろに傾いた姿勢での長時間の座位
- 坂道や階段を昇る
- 転倒やしりもちをつく
- 横向きで膝を曲げて寝る
- かがんだ状態から体を起こす動作を頻繁にする
- うつむき姿勢、前屈み姿勢
- お尻のポケットに財布をいれたままで座り続ける
- クロールやバタ足、キックなど大きく足を曲げてから伸ばす動き
- 度重なる臀部への注射
しりもちでめまいが起これば要注意
しりもちや転倒でお尻を強打すると、ごく稀ですが尾てい骨が歪むことがあります。
尾てい骨のつく仙骨は、脳を保護する脳脊髄液の流れの作用と深く関わりがあります。
しりもちしても大殿筋を含めたお尻の筋肉が、クッションの役目をして骨盤を守るので
打ち身の痛みが数日続きやがて治ります。しかし、
しりもちをした後にめまいや吐き気または嘔吐した場合は直ちに病院で診察を受けてください。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
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