起床時の頭痛

新規のお客様から運動不足と長時間のデスクワークで肩こりが酷く改善したいとお問い合わせ

を頂きました。ここ数日は頭痛もして鎮痛剤を服用する程辛いとのことです。

カウンセリングにて、仕事はデスクワークでパソコン作業が10時間程度、交通事故や怪我の

経験は無し、病気も現在は問題ありませんでした。

更に伺うと起床時から頭全体を締め付ける痛みがあるとのことでした。

この場合一番初めに考えられるのは「枕がこの方の首をホールドできているかどうか」です。

当店で枕の高さをチェックしたところ、現在使用中の枕はヘタって高さが足りないことが

判明しました。

それが原因で睡眠中首が詰まった状態になり、首の前や横の筋肉が過緊張を起こし

起床時に肩こりや頭痛を引き起こしているのではないかと説明しました。

睡眠は体の修復時間

一日の溜まった疲れを取り除くには、入浴や食事も大事ですが一番大切なのは「睡眠」です。

脳にとっても骨格や筋肉にとっても睡眠は疲労回復する大切な時間です。

眠る時は体を横にしますので重力から解放されます。

重力から解放される時間が、背骨や筋肉、椎間板の疲労修復時間です。

睡眠時間は平均で6~7時間が良いと言われています。

あまりに短いと筋肉や椎間板の修復が間に合わず、残った疲労が翌日に持ち越されてしまう

からです。

背骨のカーブに合う寝具を使う

ヒトの背骨はS字カーブで、首や腰は前弯カーブ、背中は後弯カーブを形成しています。

寝具がなぜ必要かというと、それは体のカーブを支え安定させるためです。

お客様のなかに「生まれてから枕を使ったことが無い」「枕をすると余計に眠れない」

という方がたまにおられます。

結果論から言いますと、ヒトの場合、首の前弯カーブを支えるために枕は必須です。

マクラをすると眠れないとうい方は、ご自身の首カーブに合った枕を使用されてない

腰が悪い方です。

首のカーブは人それぞれ違います。

ストレートネックだとかなり低めの枕ですし、背中が曲がり首が前に突っ込んだ方は

高めの枕となります。

かなり昔ですが、ある女性のお客様で低めの枕でもその方には高く合わなかったため、

最終的には大きめのバスタオルを落ち畳み枕の代わりに使用してもらいました。

そのお客様に合っていたようで何十年ぶりに熟睡できたと喜んで頂いたことがありました。

枕が原因で起こる症状

ご自分の首に合う枕を使うと上向き姿勢や呼吸が楽におこなえます。

睡眠時間が確保できていれば疲労も軽減され体は軽いです。

低すぎる枕は、首肩前面の凝り、頭を締め付けるような頭痛いや息苦しさを誘発します。

美容面では首のシワの原因になるといわれています。

高すぎる枕は、首凝り、肩後面の凝り、いびき誘発します。

美容面では首のシワ、二重アゴの原因になるといわれています。

起床時から首肩こりや頭痛、背中や腰に張り感がある場合、寝具が合ってないことが原因

の場合が多々あります。

当店ではお客様の首のカーブに合う枕の高さチェックをおこないご提案させて頂きますので

気になる方はお声掛けください。

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