運転でのスネの痛み

今年のお盆休みはいかがお過ごしでしたか?
コロナ禍以降、特に地方への帰省は遠慮している方が多かったですが、今年は久々に帰省
した方も多かったのではないでしょうか。
長距離だと、渋滞で片道だけでも10時間かかることもありますから、考えただけで疲れます。
ハンドルを持ち座りっぱなしなので、肩や足腰が筋肉痛のようになります。
肩足腰の症状以外に多いのが右足のスネの痛みです。
前脛骨筋(ぜんけいこつきん)

前脛骨筋はスネの筋肉です。お皿の下、脛骨から親指を通り土踏まず辺りに付着します。
土踏まずを反らすように足首を上に反らす、足首を内にひねる働きをします。
長時間の運転でペダルを押す離すを繰り返す動きは、前脛骨筋を疲労させスネや親指に痛み
を誘発します。
その他にも、歩き過ぎやランニング、足に合わない靴も痛みをおこしやすいです。
前脛骨筋のセルフケア

スネの筋肉を伸ばします。気持ち足首を内にすると更に伸びます。
立位が不安定と感じる時は、椅子に座って行いましょう。
手のひらをスネにはわせアイロンをかけるように、お皿の下から足指に向かって押圧をかけて
筋肉をほぐすのもお勧めです。