脇腹痛

新規のお客さまが左脇腹の痛みでお越しになられました。

原因としては、元々左足首捻挫を複数しているため体が左に傾きやすくなっていること、

内臓由来の可能性もあり、コレという原因は解りません。

動きをチェックすると、立位で腰を左に倒す動きと、左に捻じる動きで痛みがあります。

お腹を左右比べて触ると、左のあばら骨際に強い張りがあります。

場所的には横隔膜(おうかくまく)が考えられました。

横隔膜とは

真下から除くとドーム型に見える横隔膜。

しゃっくりは横隔膜のけいれんだということをご存じの方は多いでしょう。

横隔膜は肋骨内面から腰部まで付着していて、肺の呼吸運動をうながす働きをします。

横隔膜が疲労すると、肋骨下部の前面の痛みを誘発し、息苦しさを感じます。

通常、呼気の際に痛みが生じ、脇腹痛として感じます。

横隔膜痛の原因

  • 身体を過度に捻る動作や運動
  • 過度な腹筋運動
  • 猫背姿勢(腹筋が過緊張する)
  • 腰痛
  • 慢性的な咳、くしゃみ
  • 便秘や下痢による過度ないきみ
  • 内臓由来(尿管結石、腎臓病など)
  • ストレス由来
  • 帯状疱疹
  • 腹部の外傷、腹部手術

横隔膜痛への対応

2回目来店された時には、痛みレベルが10→5~4にまで下がっており、脇腹痛はあまり

気にならなくなったとのことで、内臓由来の可能性は無くなり安心しました。

横隔膜が緩めば深い呼吸が出来るようになり、肩や腰も緩みます。

当店では横隔膜に直接アプローチして緩めていきます。腹部を施術しますが、腹部には

内臓があるため、下手に触ると内臓を痛めるため。当店ではセルフケアは指導していません。

専門知識のあるお店で施術してもらうことをお勧めします。

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