いつもとは違う腰痛
「左腰が痛くて、週末は下痢で辛かった。」と既存のお客様が来店されました。
いつも腰が痛い時は右側なのに、今回は左側です。元々、腸が弱い方ですがいつもとは比べ物
にならない位、週末2日間はお腹を下していたとのことでした。
いつもとは違う所が痛いので、普段と違うことをしましたか?とお聞きしましたが、
一切覚えがないとのことでした。
動きチェックでは、体を左に倒すと痛みました。
原因は「ねじり腹筋」
下痢で何度もトイレに籠っていたでしょうから、始めは「いきみ」が原因かと思い、いきみで
よく使う腹筋群を緩めていきました。
施術しつつ「この筋肉は排便のための圧力(腹圧)の働きの他にも、体を捻ったり、
横に曲げたり一体となって働きます。運動では捻り腹筋で刺激され、やり過ぎると痛みが出ます。」
すると急に顔つきが変わり小さな声で「あっ!!そう言えば捻りながら腹筋しましたわ…。」
テレビで腰痛予防に捻じり腹筋が良いと聞き、テレビでやっているのを観ながらお客様も
一緒にやり続けたそうです。そしてフラフープもしましたとのことでした。
フラフープ⁉懐かしい!私も小学生の時に学校で流行りました。
フラフープは骨盤や背骨を使い、腹筋・お尻の筋肉・体幹を鍛えますので、体幹トレーニング
になり、ウエストやヒップのラインが綺麗になりますので大人女子にお勧めです。
多分、左腰を変に捻じったことが原因で痛みが起こったのだと思われます。
原因となる部位はお腹から腰に付着する腹斜筋です。
腹斜筋
腹斜筋は腹筋群の中のひとつで、肋骨と骨盤前部に付着しています。
働きとしては、体を横に倒す(側屈)、体を捻じる(回旋)、体を曲げる(屈曲)、そして
腹圧を高めます。
一般的な腹筋運動では腹直筋、捻じり腹筋運動は腹斜筋、足上げ腹筋運動は腹横筋がターゲットです。
腹筋群は、過度な排便、嘔吐、自然分娩時の過度ないきみで腹部に痛みを誘発します。
また腹筋群の過緊張は、胃痛、膨満感、胸やけ、食欲不振、吐き気、下痢などの内臓痛を引き起こし、
呼吸も浅くなるので、当店ではこのような症状があるお客様には必ず腹腔調整を行います。
この日の施術後、だいぶん体が動きやすくなり、お客様も「腰が痛いとばかり思っていたので、
骨盤の淵がこんなに痛いとはビックリした。」と仰っていました。
捻じり腹筋運動もフラフープも、やり過ぎ注意です。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
- 住所:大阪市中央区南船場1-7-8 ダイアパレス順慶町(じゅんけいまち)205号
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