足のだるさ

本日は最近起きた「気づき」をお話します。
私は30代の頃、ふくらはぎが硬くて、季節関係なくよくこむら返りを起こしていました。
この仕事に携わるようになり、体の柔軟性を高め歩行動作を正したことで、こむら返りは
減りましたが、足のだるさは正直今も感じます。
この前、スネとふくらはぎ外側に痛みがある方の治療中に関連痛を起こす部分を触ったら
痛みがスッと引きました。
翌日、自分でもその部分を緩めてみたら足が凄く軽くなりました。
その部分は足底筋膜でした。
足底筋膜

足底筋膜は土踏まづの部分の筋膜です。
足裏のアーチを支えていて、足にかかる衝撃を吸収するクッションの役割や、吸収した力を
蹴り出す時のエネルギーとして使う役割をします。
この筋膜に炎症を起きた状態を足底筋膜炎と言います。
ふくらはぎが硬いと足裏が痛くなる

ふくらはぎが硬い方は足裏に痛みを発症しやすいです。
何故ならば、ふくらはぎの筋肉も足底筋膜もカカトの骨(踵骨)に付着しているからです。
ふくらはぎが硬くなる=筋肉が収縮するとカカトを上方に引き上げます。
カカトが引き上げられると足底筋膜は必要以上に伸ばされてしまいます。
そのため足底筋膜が炎症を起こし痛みを生じます。
足裏に痛みがある時は必ず治療していますが、足のだるさが軽減することに気付きませんでした。
足踏み健康器を踏んで足スッキリ

それ以降、毎朝100円均一で購入した足踏み健康器でフミフミしています。
始めは激痛で足踏みするたびに「痛!!」と叫んでいましたが今は心地よい痛みです。
でも、運動した翌日の月曜日は地獄の痛みです(笑)
足底筋膜が緩むと理論上上、ふくらはぎも柔らかくなるので、ふくらはぎを触ると痛い方は
無理にふくらはぎをマッサージするよりも、足底筋膜や足首を柔らかくしてからふくらはぎを
マッサージすると痛みが和らぐと思います。
当店は足に問題がある方に足指ほぐしを取り入れていますが、足底も必要だと気付きました。