変形性股関節症
私の母親(73歳)が、21日に人工股関節手術を受けました。
先天性なのか、出産時に股関節脱臼を起こしたが処置がされなかったのかは不明ですが、
子供の頃から右股関節が悪く、当時から手術を勧められたそうですが、結局、手術はせず
現在まで過ごしてきました。
当店でも、変形性股関節症の方や人工股関節手術を受けた方が来店しています。
女性に多い疾患ですので、女性の方で知っている方も多いのではないでしょうか。
(2021年4月26日ブログ 人工股関節の方への対応も合わせてお読みください。)
股関節とは
股関節は、大腿骨の先端にあるボールの形をした大腿骨骨頭と、骨盤側で骨頭の受け皿になる
深いお椀型をした臼蓋(きゅうがい)との組み合わせからできた球関節です。
大腿骨骨頭と臼蓋との間には、衝撃を吸収するクッションの役割をする軟骨が形成されています。
股関節には普通に歩くだけでも、体重の3~4倍の力がかかると言われています。
この力をカバーするために股関節は、殿筋を含めた大きな筋肉や強靭な腱などで全体を
覆われてていることにより、安定性を保ちながら動かすことができます。
変形性股関節症とは
股関節のクッションの役目をする軟骨が摩擦などにより、骨盤側の臼蓋と大腿骨の骨頭が変形
することで痛みや動かしずらさを生じる病気です。
中高年の女性に起こりやすいが、臼蓋形成不全など生まれつき股関節が痛みやすい人ならば
若年でも起こります。原因としては以下のことがあげられます。
- 先天的に関節に問題がある(臼蓋形成不全が原因であることが多い)
- 肥満
- 加齢による軟骨の摩耗
変形性股関節症の症状
前股関節症・初期・進行期・末期の4段階に分類されます。
初期では、動き始めに股関節に違和感や痛みがあり、お尻や太ももにこわばりや痛みがある
場合もあります。
軟骨の摩耗と関節の変形が進行するにつれて、痛みや歩きづらさは増加します。
進行するにつれて安静時も痛みがあったり、長時間の歩行や立位姿勢も辛くなります。
やがて足の爪切りや靴下を履くことが困難になり、階段は手すりが欠かせなくなるため、
日常生活に支障をきたすことが多くなります。
変形股関節症の診断
専門医による問診と股関節の可動域検査、股関節のエックス線検査で診断されます。
疾患側の太ももや臀部の筋力低下がみられ細くなるほか、左右の足の長さが違ってくること
が多いです。
必要によりCTやMRI検査を行います。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
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