ぎっくり腰(急性腰痛症)
年末の大掃除は終わりましたか?
床や棚の拭き掃除で腰を屈めたり、照明を拭くのに見上げる姿勢をとったり。
この時期、外観や洗車、植木の手入れ等、外の作業は極寒のなかで行うので体が冷え切って
辛いですよね。
年末の大掃除で、駆け込んでくるのがぎっくり腰。
その時は筋肉痛レベルでも、日に日に痛みが増して、とうとうヨチヨチ歩きになり来院される
方もいらっしゃいます。
ぎっくり腰とは
ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛症」といいます。
急激に発症する腰痛で、レントゲンやMRIでは異常が無く、明らかな神経痛や麻痺などは
合併しません。
元々、同じ姿勢を長く続ける仕事などで腰の筋肉に疲れをためていた人が、急な動きや
無理な姿勢を続けたため、腰や骨盤の筋肉、筋膜、靭帯を痛めてしまうことが原因です。
簡単に言うと「腰の捻挫」です。
ぎっくり腰になる原因
- 背中を丸める姿勢や中腰姿勢を続ける叉は繰り返す(草むしり、腰を屈めての作業など)
- 体をねじる運動や過度な腹筋運動
- 腰や背中の筋肉の冷え
- 腰や背中の筋肉が慢性的に疲労する(長時間の座位姿勢など)
- 風邪、花粉症、喘息など長期間の咳込みやくしゃみ(腹圧がかかり過ぎる)
- 足裏の魚の目やタコによる歩行障害から腰を痛める
ぎっくり腰の症状
突然腰が痛くなる場合と、徐々に腰が痛くなる場合があります。
始めは体を反る動作で痛みますが、悪化すると前屈も痛みを伴います。
痛みから逃れるために、体が前に傾いたり横に傾いたりします。
受傷部に炎症をおこしていると、触ると熱く感じます。
痛めた組織が奥深い靭帯の場合、発症から数日後にその部位が熱感を帯びることもあります。
痛みはチクチクと刺すような痛み、炎症があればジクジクと疼く痛みで、激しい痛みです。
ぎっくり腰はお腹の力(腹圧)が抜けている状態なので、体を上手くコントロール出来ません。
動作時、特にベットや布団から起き上がる時や、椅子から立ち上がる時など動き始めが困難です。
無理せず安静に過ごせば、痛みや突っ張り感は若干残るものの、1週間ほどで動ける
ようになります。
ぎっくり腰への対応
激痛が長期に続く、しびれを伴う、足の感覚に左右差がある場合、まずは整形外科への通院
を勧めします。
ぎっくり腰になると激痛で動けないため、動かすのはこの段階では避けます。
発症初日や翌日は、基本、「アイシング(痛いところを冷やす)」と「固定」です。
施術は、まずは一番楽な体勢をとってもらい、炎症があればアイシングをします。
受傷部は避けて上半身をゆるめることで腰の負担を軽減して、腹圧を高めるために腹部を調整します。
必要に応じて、受傷部にテーピングや冷却剤を貼ります。
最後に、腹圧を高めて体を安定させる目的でコルセットを着用して頂きます。
※コルセットをお持ちの方は必ずご持参ください。当院でも販売しております。
ある程度、痛みレベルが下がり体が動かせるようになれば、改めて検査をして、原因となる筋肉
をゆるめたり、腰椎や骨盤矯正を行います。
原因となるものが動作や姿勢の場合、再発予防のため見直して頂きます。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
- 住所:大阪市中央区南船場1-7-8 ダイアパレス順慶町(じゅんけいまち)205号
- 最寄り駅:大阪メトロ堺筋線 長堀橋駅/大阪メトロ中央線 堺筋本町駅
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- メールアドレス:yukaimayumichiro@gmail.com ※変更ありません