足のスネとお尻の痛み Part2

3回目の施術。足への痛みは気にならなくなったので、歩行スピードも動きも元に戻りました。

しかし、尾てい骨の痛みが残ります。

寝た姿勢から立ち上がる時と座位から立ち上がる時に尾てい骨が痛みます。

座り仕事なので、こちらの提案で椅子に厚みのあるクッションを敷いたら、尾てい骨への痛みレベル

は以前より下がったとの事でした。

腰を落として座る

前回は左のお尻が痛かったが、本日は右のお尻を触るとかなり痛いとのことでした。

昔、腰椎ヘルニアを発症しているのでアンバランスさから、痛みが変わっても気にはしませんが、

もしかしたら、本来痛めたのは右でそれをかばう動きをしていた為に左の痛みが強くなった

かもしれません。しかし、触ってみると何か気になる…。

話を聞くと、座り方がよくない。

坐骨を立てて座るようにお伝えしましたが、つい腰を落として足を前に出すように座っている

との事でした。

この姿勢は、腰のカーブが無くなり尾てい骨に体重が掛かり、お尻の筋肉への圧迫が強くなります。

腰や尾てい骨の痛み、お尻特に大殿筋や前回の梨状筋に圧が掛かります。

大殿筋(だいでんきん)

骨盤と仙骨から足に付着する筋肉で、歩行や運動などで姿勢を維持したり、足を後ろに蹴り上げ

たり、足を外側に開いたりする働きがあります。

痛みをおこすと、仙骨周りや尾てい骨に痛みを誘発します。

また、仙骨と坐骨を結ぶ仙結節靭帯が緊張すると、その下に坐骨神経が通るため仙骨周囲に痛みを

誘発します。今回は、施術後に痛みがなくなりましたので靭帯は予後をみます。

座り姿勢が続く方は、椅子に厚みのあるクッションや骨盤クッションを使用して坐骨が立つように

座ることを意識して、小まめに休息を取り、立ち上がって体を動かすよう心掛けてください。

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