歯の痛み
首の痛みと数日前から右歯の痛みを訴える女性のお客様がいました。
首を前や後ろに倒すと痛みで可動域がかなり制限されており、右向きも苦痛です。
1カ月程前に歯科でクリーニングを受けた時は、虫歯は見当たらないと言われたそうです。
歯の噛みしめや食いしばりを指摘されてないか確認すると、医師からマウスピース着用を
勧められていました。
以前からマウスピースの着用を勧められていたそうなので、かなり噛みしめが強いことが
想像できます。
「食いしばりや噛みしめは肩こりや頭痛を強める以外にも、歯が擦り減るので後々大変ですよ。」
とお伝えすると、「やっぱりマウスピース作ろうかな…。」と仰っていました。
食いしばりでおこる圧力

食いしばりはどのくらいの力なのでしょうか?
個人差はありますが一般的には最大で数百キロに及ぶこともあります。
具体的には20~40㎏アゴに掛かることが多いとされています。
何十年と繰り返していれば歯が擦り減ることは納得できますよね。
ここでチェックしてみます。皆さん、口を閉じてみてください。
口を閉じた時の状態ですが、上下の歯は離れてますか?合わさってますか?
通常、口を閉じている時は上下の歯の間は軽く隙間が空いています。
しかし、食いしばりや噛みしめの癖がある方は、上下の歯が合わさり隙間がありません。
これだけで食いしばりかどうかは断定が難しいので、必ず歯科を受診して診てもらいましょう。
食いしばりによる症状

- 肩こり
- 頭痛
- 顎関節症(アゴの痛み、口の開閉時にカクカクと音がする、口を開けずらい)
- 体の歪み
- 顔が歪む(目の高さ、口角の高さ)
- 顔のエラが張る
- 知覚過敏 虫歯
食いしばり対策

- 就寝時にマウスピースを着用する
- ストレスを溜めない
- アゴ周りの筋肉をほぐす
- 自己暗示療法 行動療法
- 頬ずえや横向き寝るを正す
対策でまず挙げられるのがマウスピースです。
就寝時にマウスピースを装着することで、歯やアゴに掛かかる力を軽減し歯やアゴを守ります。
マウスピースは市販のものではなく、必ず歯科でご自身の歯型に合うものを作ってください。
治療目的であれば保険適用となりますので、3,000~4,000円で作れます。
ストレス過多になると食いしばりの回数が増えたり圧が増えるといわれていますので、
ストレス発散に努めましょう。
咀嚼筋(そしゃくきん)と言われるアゴ周りの筋肉をほぐすのも有効です。
当店では、アゴに関連する首の関節を整え、咀嚼筋をほぐし、最後に軽い圧で下アゴの関節
を整えます。
お客様ご自身でも、セルフケアとして咀嚼筋マッサージをお伝えしています。
自己暗示療法とは、繰り返し「私は食いしばりをしない」と繰り返し言い聞かせ自分自身に
暗示をかけます。
行動療法とは、付箋に「食いしばり」「脱力」など食いしばりに繋がるワードを書いて
目の付くところに張ります。付箋を見る度に食いしばりをしていたら正すを繰り返します。
自己暗示療法や行動療法は簡単な割に効果が見込まれます。
食いしばりが癖の人は常に体に力がはいってるので、気づいたら脱力するよう心掛けます。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
- 住所:大阪市中央区南船場1-7-8 ダイアパレス順慶町(じゅんけいまち)205号
- 最寄り駅:大阪メトロ堺筋線 長堀橋駅/大阪メトロ中央線 堺筋本町駅
- 電話番号:(06)6263ー1081 ※変更ありません
- メールアドレス:yukaimayumichiro@gmail.com ※変更ありません