気圧はお肌にも天敵
本日も前回に引き続き気象病のお話です。
気圧の変化は痛み以外にも、お肌へも影響します。
気圧変動は女性が受けやすいのですが、気圧変動に過剰反応してしまうと肌がくすみます。
気圧低下が起こると自律神経が乱れて、真皮に張り巡らされている末梢血管が収縮し、
血行不良で肌に血液が巡らなくなります。
血行不良になっている部分では「赤み」が消えているので、その部分はくすんできます。
肌を温めたりマッサージすると、血行が良くなるのでくすみは取れます。

スマホ首チェック

自分はスマホ首かどうか…気になりますよね。
それでは「スマホ首チェック」をしてみましょう。
やり方は簡単です。
かかと→お尻→肩→後頭部の順番に壁につけていきます。
スマホ首だと頭と壁の間にすき間ができます。
スマホ首は、頭痛や肩こり、腰痛などを引き起こす要因となります。
あなたは大丈夫でしたか?
スマホ首予防対策
人の骨格は20歳前後で出来上がるため、今から首の前弯カーブをつけることはできません。
しかし、これ以上、カーブを無くさないように予防することが大切です。
①首を前に倒す姿勢を減らす

目線が下がると首も前に傾きます。
なので、PC作業やスマホ操作時は目線が下がらないようにします。
目線が下がり過ぎないようにPCの高さを合わせたり、スマホスタンドを使い調節しましょう。
うたた寝は細かいムチウチを繰り返す状態なので、首痛の要因になります。
特に多いのが、旅行や出張の移動中。
車内でうつらうつらと寝てしまい、起きたら寝違いになり首が回らなくなったと来店する
お客様もおられます。
長時間移動の時は、寝違い防止にU字クッション(U字まくら)をご持参ください。
100円ショップで入手できます。
②首のカーブに合う枕をつかう
一日の疲れは睡眠によって取り除かれます。
首のカーブより低い枕や高い枕を使用すると、背骨や筋肉に過緊張を起こしてしまうため
疲れが取り除かれません。
特に、起床時から肩こりや頭痛を感じたり、朝起きたら枕がどこかへ移動しているなら、
今お使いの枕はご自身の首のカーブに合わない可能性が高いです。
③1時間に1回は深呼吸する

深い呼吸をおこなうと胸郭が開きます。胸郭が開くと首も正常な位置に戻ります。
ストレートネックは呼吸が浅くなるので、意識して深呼吸を取り入れましょう。
④全身の骨格バランスを整える

ストレートネックは、首の前側にある斜角筋と横側にある胸鎖乳突筋が常に緊張して
固まっています。
斜角筋は深部に位置し、腕や手の感覚を司る神経の通り道になっており、筋緊張が
起こると手や指に痺れを誘発します。
胸鎖乳突筋は脳神経の支配域で、筋肉の疲労度が脳へダイレクトに伝わります。
その結果、頭痛や眼精疲労、後頭部痛を誘発します。
ストレートネックによる肩こりは、首だけ整えても効果は見込めません。
首は骨盤の上に背骨がのっていて、そこに首があるので、全身のバランスを整える
ことで効果が見込めます。
当店では少しでも長く効果を維持するために、セルフストレッチをご指導し、
セルフケアとしてご自身でおこなって頂いてます。