股関節が浅い

当店にお越しになるお客様の症状の中で、股関節痛を訴える方は多々おられます。

比率だと圧倒的に女性が多いです。

一時、「これをすれば股関節が柔らかくなる」と、うたった本が話題になった時がありましたが、

その時は内ももや鼠径部を痛めたと男性のお客様が数人来られましたが…。

股関節痛を訴える方の中には「以前、病院で股関節が浅いと言われたことがある」と

お話頂く方もいます。

この「股関節が浅い」というのは正式には「臼蓋（きゅうがい）形成不全」といいます。

臼蓋形成不全とは

臼蓋形成不全は近年では寛骨臼（かんかんこつきゅう）形成不全と呼ばれています。

臼蓋形成不全とは、骨盤の臼蓋という部分の発育が不十分なために、大腿の骨頭をうまく

支えられてない状態をいいます。

臼蓋が小さいと骨頭を十分覆いきれないため股関節が不安定になります。

そのため軟骨が擦り減っていき股関節に痛みが生じます。

我が国において股関節痛を訴える方の約80％が、臼蓋形成不全に起因しているといわれ、

また遺伝的要素が高いといわれています。

臼蓋形成不全の判別については、股関節のレントゲン検査をおこないます。

臼蓋形成不全の症状

痛みの種類や痛みを感じる部位は様々です。

股関節以外にも膝や腰に痛みがあったり、痛みの種類もズキンと鋭いものや鈍痛まで

人により様々です。お尻が痛いとか鼠径部痛や足の痛みを訴える方もいました。

進行するにつれて骨同士がぶつかり合い擦り減りが進行し、骨の変形がみられます。

当店での対応

股関節痛といっても原因が股関節自体とは限りません。

足首痛や腰痛、膝痛から股関節痛へと移行することもあります。

この股関節痛の原因が臼蓋形成不全からなのか、それ以外なのかを視診と動診や整形外科テスト

で診断するのは難しいです。

臼蓋形成不全の診断にはレントゲン撮影が必須です。

もしも著しい痛みや長期間痛みが続いている場合、まずは整形外科への受診をお勧めします。

当店の対応としては、痛みだけにフォーカスせず、カラダのバランスを整えることで痛みを

緩和します。必ず腰椎の前弯バランスをチェックします。

いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。

8/26（土）より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め

「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。

引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。

☆8/26より☆

• 屋号：まゆみカイロプラクティック
• 住所：大阪市中央区南船場1-7-8 ダイアパレス順慶町（じゅんけいまち）205号
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