気温の変化と気圧の変化

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、近年はこの言葉も通用しなくなりました。
体温を超える酷暑、ゲリラ豪雨、台風の発生時期も昔より早まっている気がします。
季節の変わり目や天候のふり幅が大きいと体調を崩しやすくなります。
❑気温の変動により、体の体温調節が難しくなる=自律神経の乱れ
❑体に掛かる圧力=体の膨張
人の体はほぼ水分

人の体の60%は水でできています。残りは脂肪、臓器、骨です。
水風船の中の水がパンパンに入っている感じです。人の体は水分で満たされています。
ペットボトルや缶に入っている飲料を買いますよね。
缶には「破裂する恐れがありますので缶を直接火にかけないでください。」
ペットボトルには「凍らせると破裂する恐れがあります。」と書いています。
これって、液体を温めたり冷やしたりすると膨張するから危険だよ!という意味です。
ということは、人の体も温めたり冷やしたりすると、体液が膨張するんじゃないかな
と、見習い時代にある方から聞きました。
弱い部分に症状が現れる

もしも、筋肉や皮膚に弾力が無くガチガチに固まっていると気温の変化で体液が膨張
し、体の内圧が上昇し、その内圧は弱い部分にかかってきます。
例えば、頭痛持ちの方は頭痛がする、膝を痛めたことがある方は膝痛。
でも、筋肉や皮膚に充分弾力があれば、多少内圧が上昇しても分散されて体への影響
は少ない筈ではないか、と。
当時は知識がなかったため理解に乏しかったですが、今聞くと納得します。
勿論、気圧が下がると体に掛かる外圧は減るため体液が膨張することもあります。
雨が降る前になると体がダルおもいなど不調が現れるのでお気をつけください。
体がガッチガチ!体がダルおもい!と感じたら、早めに体のケアを受けることを
お勧めします。