気象病
長雨が続く梅雨は湿度が高くジメジメと不快ですね。洗濯物が乾かないので本当にイライラします。
雨の日や梅雨時、台風の時期になると体調不良を訴える方がいます。このような症状を「気象病」
と言います。
気象病とは「気温」「気圧」「温度」などの気象の大きな変化によって自律神経が乱れることが
原因で起こると考えられています。
特に気圧の変化による影響が大きく、その中でも「気圧が低下する時」に症状が出やすいと
言われています。気圧の変化が痛みの原因なのです。
気象病と耳の関係性
気圧の変化によって気象病の症状が出やすいのには、耳の「内耳」が関係しています。
内耳は耳で受けた情報を脳や神経に伝える役目をしています。最近の研究により、内耳の前庭器官
には気圧の変化を感知する場所と能力があることが明らかになりました。(2019年 佐藤 純 医師)
これにより、大きな気圧変化が起こると内耳センサーが感知し、その情報が脳に伝わることが判明
しました。
このセンサーは人により感じ方が異なり、気象病の多くは何らかの原因でこのセンサーが敏感なため
脳に過剰に情報が伝わり、その結果、自律神経のバランスが崩れ、症状がでやすいのではないかと
考えられています。
湿気が体に及ぼす影響
また、体にとって水分は健康を維持するために必要不可欠ですが、必要以上に体に溜まると不調
を起こします。
余分な水が体に溜まる原因として、水分の「過剰摂取」や「排出不足」だと思われますが
それだけではありません。
実は体の外からの影響も体に余分な水が溜まる原因になります。その1つが雨による「湿気」です。
長雨で気温が下がる梅雨時期や台風シーズン、多湿の夏は過剰な湿度続くため要注意です。
梅雨時は、膝と肘が冷えやすく、腎臓に熱がこもり、湿度の変動で腰が硬くなり、お腹の中は
冷えやすくなります。
肘が冷えるとみぞおちが硬くなりますので、冷房対策に羽織りものを用意しましょう。
気象病チェックリスト
- 春になって何となく調子が悪い
- 朝晩の冷え込みが苦手 冷え性だ
- 季節の変わり目に風邪をひく
- 雨が降りそうな気配がわかる
- 乗り物酔いしやすい あるいは高い所が苦手
- 耳鳴りしやすい 耳抜きが苦手
- 事故やスポーツなどで身体のどこかを痛めたことがある
- ストレスが多い
※気象病外来 佐藤純医師作成
気象病への施術&予防対策
当店では気象病を訴える方に対して、ふらつきやこもり感など耳に関係する胸鎖乳突筋を含めた
首の筋肉を緩めて、後頭頚椎間の関節の調整、自律神経に関わる背骨、骨盤を中心とした骨格調整
冷えた腹部も調整します。
「わたし気象病かも?」と思う方は施術前にお伝えください。
以下、予防対策として出来ることをあげてみます。
- 内耳周囲のむくみを取る→耳クルクルマッサージで内耳の血流を高める
- 自律神経を整える→生活習慣をに直して規則正しい生活を送る。十分な睡眠・入浴で血流を促す
- むくみの原因となる塩辛い物や甘い物は控える。ビタミンB類をしっかりと摂る
- ストレスを溜めない→自律神経のバランスを崩す要因の1つ
- 低気圧の日は耳栓を使う→内耳を気圧から守るのに役立つ
- 日中、着圧靴下を履く→下半身に溜まった血流を脳へと促す。日中に履くのがポイント
- 気象病メモをつける→どのような状況で症状が出やすいのか分析する
※気象病による頭痛には鎮痛剤(ロキソニンなどふらつきには酔い止め薬が効果的とのことですが、
個人で判断せず、まずは気象病外来や天気病外来を受診されることをお勧めします。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
- 住所:大阪市中央区南船場1-7-8 ダイアパレス順慶町(じゅんけいまち)205号
- 最寄り駅:大阪メトロ堺筋線 長堀橋駅/大阪メトロ中央線 堺筋本町駅
- 電話番号:(06)6263ー1081 ※変更ありません
- メールアドレス:yukaimayumichiro@gmail.com ※変更ありません