筋トレはフォーム重視で
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2023/05/膝痛 高齢者.jpg)
70代の既存のお客様が左膝が痛いとご来店されました。
立ち上がる時や段差では足が上がらず、洗濯物を畳む時に正座をしていたが痛くて出来ず
今は椅子に座りながら畳んでいるとのことです。じっとしていても常に膝が痛くて辛い。
痛めた原因は間違ったスクワット運動で、医師から足の筋力アップのため家事以外にも
おうちでスクワットをしましょうと指導され、日々の合間にしていました。
ある日軽く膝に痛みを感じたが、やれば治ると思ったらしくスクワット運動を続けたら
膝が腫れて痛みがでたそうです。
左右の膝のお皿を見比べましたが、腫れているというよりかはモタッとした感じで
多少リンパ液が停滞している感じでした。
膝蓋骨(お皿)の動きをチェックしてみた
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2021/01/膝蓋骨.jpg)
お皿を上下に動かしてチェックしてみると、下には動くが上に動かすと引っ掛かります。
これは太ももの後ろ側が緊張していることを意味します。左右からは動きました。
触診すると左側太もも裏の内側とふくらはぎにスジが張っていて触ると「痛い!」と
反射的に声が出る程痛がりました。
うつ伏せでゆっくり左膝を曲げていくと途中で痛がります。
年齢や病変によっては矯正はしません
この方の場合、人工関節で骨粗鬆症のため矯正は行わず、施術は関節の動きを診ながら
の基本的には筋肉調整となります。
太もも前後面(大腿四頭筋とハムストリング)、内側太もも(内転筋)、ふくらはぎ
(腓腹筋とひらめ筋)、スネ(頸骨筋)これらの筋肉を軽擦法で手のひらでアイロンを
かけるようにさすり、徐々に圧をかけながら筋肉を緩めていきます。
アキレス腱は乱暴に触ると腱反射をおこして、ふくらはぎ自体を委縮させてしまうので
優しく軽く緩めていきます。
これを続けたことで痛みはだいぶん軽減し、足も挙がるようになってきました。
トレーニングはご自身の体に合わせて行うこと
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2023/05/スクワット運動.jpeg)
勿論、痛みが治まるまではスクワット運動は禁止です。
改善したら改めてフォームチェックしてみたいと思います。
ご高齢者や筋力が弱い女性の場合、椅子を使って行うと体が安定して転倒防止にもなる
のでお勧めです。
多分、膝を曲げる際につま先より膝が前に出すぎたか必要以上に曲げ過ぎて痛めたので
はないかと思います。
筋トレは正しいフォームで行わないと筋肉を痛めてしまいます。
痛みが出たら運動は中止して痛みを治すことを優先しましょう。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
- 住所:大阪市中央区南船場1-7-8 ダイアパレス順慶町(じゅんけいまち)205号
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