くしゃみ腰痛

ヒノキ花粉の飛散がピークを迎えました。
私自身も花粉症で、スギ花粉の飛散時期は舌下免疫療法の効果か今年は楽に過ごせましたが、
ヒノキの飛散時から速攻でくしゃみがでます。
昔は咳くしゃみのし過ぎから腹痛や腰痛を起こしていました。
その頃と比べれば今年は花粉症の症状はかなり改善していると感じています。
ヒノキ花粉の飛散はGW頃まで続くので、あと1カ月の辛抱です。
腹圧(ふくあつ)

腹圧とは「腹腔内圧」の略語でお腹にかかる圧力のことです。
腹部内は内臓が入っていており、上部は横隔膜、側面は腹横筋、下部は骨盤底筋、後面は多裂筋
などで囲まれています。
これらの筋肉が収縮することで腹圧が高まります。
下腹にキュっと力を入れてみてください。上半身が伸びて肩に力が入らずリラックスします。
これは「腹圧が高まった」状態です。
腹圧が高いと腰痛になりにくく、姿勢も美しく、内臓も正しい位置に留まります。
腰痛時にコルセットを着用する理由は、腹圧を高めるためです。
効力は弱いですが、ズボンのベルトも通すと少し腹圧を高めることができます。
では逆に下腹の力を抜いてください。腰は丸まり肩が重く感じます。
これは「腹圧が下がった」状態で、腰痛の原因のひとつです。
過度のくしゃみや咳、過度な息み、過度な腹筋運動は腹圧が下がり、腰痛の要因となります。
腹圧が低いと起こること
- 腰痛 肩こり
- 姿勢が悪くなる
- 内臓下垂
- ぽっこりお腹
- 腹痛
- 尿漏れ(主に骨盤底筋の低下)
- 便秘
- 代謝の低下
腹圧を高めるためには

腹圧を高めると、姿勢が良くなり内臓下垂も改善され見た目も良くなりイイ事づくしです。
では腹圧を高めるためにはどうすればいいでしょうか?
それは「お腹を凹ます」そう、腹式呼吸です!おへその下の下腹部を凹ますことを意識します。
一時、風船ダイエットやストローダイエットが話題になりましたが、あれも腹式呼吸と同じ
下腹部をターゲットにしたものです。
やり方は座位で軽く足を開く叉は上向きに寝ます。上向きの場合は膝を立てます。
お腹の凹凸を感じやすくするために。下腹に手を当てます。
息を軽く吸ってから息を吐きます。吐く時はゆっくりと、吐ききってから更に吐きます。
お腹と背中がひっつくイメージです。肩に力が入らないように上半身はリラックス。
また普段の姿勢を見直しましょう。
下腹を絞めて凹まし背筋を伸ばす姿勢を意識するだけでも効果があります。
腹筋の弱い方や姿勢が悪い方は始めは10分も続けられないと思いますが、毎日少しづつ
でいいので意識してやり続けましょう。
やり過ぎると腹筋や腰が痛くなるので無理はしないでください。