仙骨座り
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2021/10/仙骨座り イラスト.jpg)
既存のお客様が「昨日から首が痛い」と来店されました。
自粛中は自宅で映画ばかり観ていたとのことで、鑑賞中は背もたれの椅子にもたれかかるように
座わり観ているとのことでした。
いわゆる「仙骨座り」「体育座り」といられる座り方です。
長時間顎を引いた状態(首を前に倒す)状態で観ていたため、首の前カーブが減少してしまい
その結果、胸鎖乳突筋と後頭下筋に負荷がかかってしまいました。
仙骨座りとは
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2021/10/仙骨座り 解説.jpg)
通常、座り姿勢では仙骨は立った状態で坐骨に体重がのります。
仙骨座りは仙骨がねた状態となり、骨盤は後ろに傾き、腰部の前弯は消失し後弯となります。
このため背骨全体のS字カーブは消失して背中が丸くなり、首が前に突っ込みます。
背中や腰の筋肉は大きく伸ばされて、腹筋は逆にぐっと縮み緊張します。
内臓も下へと押されます。
このため仙骨座りは、腰痛、背中の痛み、首の痛みを誘発します。
ちなみに「体育座り」は仙骨座りです。
昔は体育の時間や体育館での全校集会にて体育座りは普通にしていましたが、今ではほとんど
この体勢はしないかもしれませんね。
胸鎖乳突筋
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2021/06/胸鎖乳突筋-1.jpg)
胸鎖乳突筋は、首を回すと太く浮き出る筋肉で、耳の後ろにある乳様突起から鎖骨に付着します。
両側が働くと首を曲げる(顎を引く、うなずきなど)、片側だけ働くと首を反対に回します。
長時間下を向いていたり、首を右や左へ一方向のみで固定すると、この筋肉に負荷がかかります。
胸鎖乳突筋が疲労すると、首凝りや側頭痛、眼精疲労感、耳のこもりなどを引き起こします。
後頭下筋
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2021/10/後頭下筋.jpg)
後頭下筋は、小さな4つの筋肉から構成されていて、各筋が別々の角度で走りながら
第一第二頚椎を頭蓋骨に繋げています。
これらの筋肉は、顔や頭、眼球の角度を細かく微調整します。
長時間のスマホやパソコン作業は後頭下筋を緊張させてしまいます。
この筋肉が疲れると、後頭部から目と前頭部に広がるような痛み、頭全体の痛みを引き起こします。
セルフマッサージは手を「グー」にして、指のはらを後頭骨の下のくぼみに当てます。
圧は強めでも大丈夫です。押し当てながら円を描くようにマッサージします。
腕をあげて行うので、肘をテーブルに固定して行うと腕が疲れません。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
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