内臓痛
お客様から、「この前食べ過ぎて、背中と腰がギューッと痛くなって慌てて胃薬を飲みました。」
というお話を聞きました。
私自身も昔、ホテルのスイーツブッフェで食べ過ぎて背中痛を起こしたことが何度かあります。
背中の痛みで真っすぐ立てず、前屈みになりながらヨタヨタと帰った記憶があります(笑)。
内臓痛とは、内臓に負荷(ストレス)がかかることで起こったり、内臓の病気で起こります。
内臓異常による痛み

ぎっくり腰やヘルニアなどの筋肉や関節の異常であれば、基本的に体を動かす時に痛みが発生
しますが、内臓の痛みの時には、安静時や就寝時にも痛みがあり、動きに関係なく痛みます。
内臓異常による痛みは、肩、背中、腰、腹部に現れます。
よく起こる代表的なものは以下になります。
- 肩→心臓
- 背中→胃
- 腰→腎臓、尿管
- 腹部→腸、生殖器
痛みの中には検査を行っても問題なく正常な場合や、例えばぎっくり腰のように急激に
捻挫するなど痛みを起こす原因がない場合にストレス性の痛みとして疑うことがあります。
また、ストレスにより内臓の不調や血液循環不良で筋疲労を起こすことがあります。
ストレスの主な原因は以下になります。
- 過労
- 食生活の乱れ
- 睡眠不足
症状が変わらない場合、内臓痛を疑う

当店では、内臓をコントロールする自律神経にアプローチする目的で、背骨を中心とした施術
を行います。
ストレス性の痛みに対しては、自律神経のバランスの崩れにより呼吸が乱れ、体は緊張状態
が続くため筋疲労をおこしますので、筋肉をほぐして呼吸がしやすくなるように体を整えます。
以前、このようなケースがありました。
女性のお客様で寝違いのような痛みが中々改善せず変だぁと思ったら帯状疱疹だったり、
男性のお客様で、施術後楽になったと言いながら着替えていたらまた腰が痛みだしたと言われ、
その状態が続いたので、念のため病院で診てもらうように伝えたら尿管結石でした。
そのため施術を受けたら楽になるがすぐに痛みがぶり返す、夜間痛がある、気分の落ち込みが続く、
メンタルケアが必要だと思う場合、早急にかかりつけ医や専門医に診て頂くことを勧めます。