胆のうと背部痛
既存のお客様から、「時々、右の背中がキューと痛くなる。」と報告されました。
この方はいつも首こりメインで、今まであまり無かった症状です。
頻繁には痛くならず、たまにキューと痛くなるとのことで、翌日には治ってる(?)とのこと。
施術すると楽になるのですが、また痛みが起こる。
普段しない動作や作業をしたからでもないので、おかしいなぁと思い、お客様と何が原因
なのかを話し合っている中で、内臓痛の話もしました。
丁度、人間ドックを受ける予定があり、超音波の結果、胆のうの壁に繊維化がみられる
とのことでした。
もしかしたら、胆のうが炎症を起こした時に背中に痛みが放散されたのかもしれません。
緊急的ではないそうですが、早めに消化器専門医を探して相談してみるとのことで、
私もそうして頂いたほうが良いとお伝えしました。
胆のう
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2021/08/胆のう-1.jpg)
胆のうは、肝臓と十二指腸をつなぐ管の途中にあり西洋梨のような形をしています。
肝臓で作られた胆汁は、肝内胆管に集められ、肝外の左右の肝管、胆のう、総胆管を経て
十二指腸へ排出されます。
その途中で胆汁を濃縮し貯蔵しておくところが胆のうです。
このルートを総称して胆道といいます。
胆汁は、脂肪を消化するために必要な液体です。
胆道のどこかに石(胆石)があれば胆石症、胆のうの炎症が胆のう炎、胆のうに発生する
悪性腫瘍が胆のう癌です。
胆のう壁には白血球細胞浸潤(はっけっきゅうさいぼうしんじゅん)や繊維化がみられる
ことがあり、慢性の炎症(慢性胆のう炎)では壁が非常に厚くなるそうです。
胆のうの関連痛
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2021/08/胆のう 関連痛.gif)
胆のうに炎症が起きた場合、右背中や右溝おち外側に関連痛が現れます。
内臓の関連痛は、腹部や背中に多く現れます。
心臓の関連痛は左肩にでることは、知ってる方も多いと思います。
その他にも、女性特有の子宮や卵巣など婦人科問題は、下腹部に関連痛を起こします。
例えば、食べ過ぎや飲み過ぎで胃が荒てしまい、背中の胃の裏側にあたるところに鈍痛
を感じたことを1度は経験されていると思います。
繰り返す痛み、長引く痛み、夜間痛は内臓痛も疑う
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2021/08/腹部エコー イラスト.png)
痛みが発生したら無理はせずに安静にするのが一番ですが、日々の仕事や家事育児を
こなさないといけない為、中々休むことが出来ません。
なので、1日でも早く痛みから解放できるように、当店は症状改善に向けてのお手伝い
をさせて頂いております。
通常、施術を繰り返して頂くことで段階的に痛みレベルは下がっていくものです。
ですが、施術後は体が楽になるがすぐに痛みがぶり返す、突発的に痛みを繰り返す、
痛みが長期化する、夜間痛がある場合は内臓に問題があるかもしれません。
特に夜間痛がある方は要注意です。
このような場合は、一度、専門医に診てもらうことをお勧めします。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
- 住所:大阪市中央区南船場1-7-8 ダイアパレス順慶町(じゅんけいまち)205号
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