肩甲骨周囲の痛み
左首から肩にかけて痛くて我慢できない程だと60代男性の方が来店されました。
約1年振りの来店で、ご本人様もそれ程空いてたのかとビックリされていました。
忘れずお越し頂き、大変有難いです。
痛みが起こった原因は「左下での横向き寝」か「冷房が首肩に当たり続けたことによる冷え」
どちらかだと思うとのことでした。
カウンセリングや動きチェックから、左の胸鎖乳突筋と左の肩甲挙筋に問題があると判断しました。
胸鎖乳突筋
胸鎖乳突筋は首を回すと太く浮き出る筋肉で、耳の後ろにある乳様突起から鎖骨に付着します。
両側が働くと首を曲げる(うなずく動き)、片側だけ働くと首を反対に回します。
例えば、左の胸鎖乳突筋が働けば首を右に回します。
この方の場合、左には問題なく首は回りますが、右に首を回すと左首に痛みがありました。
因みに、交通事故や転倒などで起こる「むちうち症」の主な原因となる筋肉のひとつが
胸鎖乳突筋です。
肩甲挙筋
肩甲挙筋は、首から肩甲骨内側に付着していて両側が働くと肩甲骨を引き上げたり、
首を後ろに倒す、片側のみ働くと首を回す、頭を傾ける働きをします。
例えば、寒さで肩がすくむ、振り向く、首を横に傾けるなどです。
この方の場合、横向きで寝るのでその影響はあると思います。
改善のカギは上向き寝
人の体には常に重力がかかり、そして自分の体重を支えています。
立つ姿勢や座る姿勢は、常に重力圧と体重圧が体(背骨)にかかっています。
これらの圧力から解放される姿勢が横になる姿勢です。即ち「睡眠時」です。
寝る姿勢の中で、最も体に負荷が少ないのが上向きで寝る姿勢です。
人間の背骨はS字カーブなので、横向きやうつ伏せで寝ると捻じりが生じてしまうからです。
横向き寝やうつ伏せ寝で、寝違いになりやすいのはこのためです。
上向きで眠れない方の多くが、自分の首のカーブに適した枕を使用していないことが多いです。
自分の首のカーブに適した枕を使用すれば、ほとんどの方が上向きで眠ることができます。
しかし、長年のクセで横向きしか眠れなかったり、交通事故や怪我の後遺症、手術直後、
妊娠後期の方は、どうしても横向き寝しかできないという方もいらっしゃいます。
このような方は、首が捻じれたり、体重圧で肩を痛めないように横向き専用の枕を使用
すると良いでしょう。
体に負担がかかる寝姿勢や睡眠時間が短いと、背骨の弾力が失われ、筋肉疲労が溜まり、
結果的に痛みを誘発する要因となります。
睡眠の質をあげることで疲労回復が格段に違ってきます。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
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