反り腰と内臓下垂 Part2
反り腰への施術
硬くなった背中や太もも前面、骨盤を支えるインナーマッスルを中心に筋肉をほぐします。
反った状態で固まった腰は直ぐに触らず、まずは腰から上の背骨を緩ませていきます。
こうすることで反り腰部分が動きやすくなります。それから股関節と仙骨をメインに調整します。
反り腰はお尻や太もも後面、腹筋が弱化しているのでご自身でもトレーニングを取り入れて
強化して頂くことが重要です。
反り腰のセルフケア

専門的な調整は勿論大切ですが、ご自身が行うケアが重要です。
まずはストレッチする部分を紹介します。背中と太もも前は固まっているので伸ばします。
抱え込みストレッチで背中(広背筋)を、片膝立てストレッチで鼠径部(腸腰筋)と太もも前
(大腿四頭筋)を伸ばします。
上向きになり膝を曲げます。膝裏で両手を組みます(膝を抱え込んでもOK)
息を吸って吐きながら膝を胸に近づけます。ダンゴムシのように丸まります。

次に膝立から伸ばしたい側の反対の足を前に出します。
骨盤を前方に引き出して、背中が丸まらないように下腹に少し力を入れます。
息を吸って吐きながら体を前に倒します。
この時、伸ばしたい側の鼠径部と太もも前が伸びるところまで体を前に倒します。

次に弱っている筋肉を鍛えるエクササイズを紹介します。
スクワットでお尻(大殿筋)と太もも後ろ(ハムストリング)、お腹(腹筋)を鍛えます。

足幅は肩幅に開き、背筋が丸まったり反ったりしないように下腹を締めます。
目線は2m前、背筋を伸ばしたまま椅子に座るように腰を落とします。
膝の角度は90度(角度は浅くてもOK。無理せずに出来る範囲でおこないましょう)
足先より前に膝が出ないように注意します(膝を痛める原因になります)
足幅を広くするとお尻への強度が増します。
通常のスクワットが出来ない場合、壁に体を預けながら行うやり方もありますので、気になる方は
お伝えしますのでお声掛けください。
反り腰は体のケアと共に、反り腰姿勢を作らない生活習慣が大切です。
専門的な体の調整に関しては、当店でサポートしますのでご安心ください。