妊娠静脈瘤

妊娠すると女性ホルモンによって徐々に骨盤が緩んでいき、出産に備えた体づくりを始めます。
骨盤の開き具合で足幅も広くなり、妊娠後期になるにつれて更にお腹は大きくなり前へと突き出し、
鼠径部の圧迫が増すことで、足のだるさやこむら返り、鼠径部の痛み、背部や腰の痛みなど様々な
症状に悩まされる方が多いです。
その中でも、今回は妊娠静脈瘤を取り上げます。
始めに、結果からお伝えすると、大多数の方は出産後速やかに改善するそうです。
「妊娠静脈瘤の対応」の欄で後程説明します。
妊娠静脈瘤とは

妊婦に伴い発症する下肢静脈瘤を指します。静脈瘤のタイプは様々です。
●伏在静脈瘤→足の表面近くにある伏在静脈が瘤のように拡張した状態のもの。
ふくらはぎや大腿部内側にできることが多い。
●側枝静脈瘤→伏在静脈より枝分かれした部分が拡張したもの。
伏在静脈瘤に比べ瘤は小さいことが多い。
●網目状静脈瘤→皮膚直下2~3㎜の小さな静脈が拡張したもの。
網目状に広がり、鮮明な青色を示す。
●くもの巣状静脈瘤→皮膚の下にある1㎜以下の細い血管が拡張したもの。
盛り上がりが少なく赤紫色を示す。
妊娠静脈瘤になる原因

子宮が大きくなることで、足の血液が心臓に戻りにくくなり、足に血液がうっ滞します。
妊娠時に分泌される女性ホルモンの作用により、血管を拡張させたり収縮を抑制したりする働きが
あるため、足の静脈が膨れて静脈瘤になります。
妊娠静脈瘤の症状

妊娠静脈瘤への対応

大多数の妊娠静脈瘤は、出産後、速やかに改善するそうです。
通常、妊娠中は赤ちゃんへの影響を考え、治療や手術は行いません。
出産後、エコーで静脈瘤が消えているかを確認します。もし、消えていない場合は通常の静脈瘤と
判断し治療を行います。
当店では妊娠静脈瘤かどうかの判断は出来ませんので、担当の産婦人科医叉は助産師に診断及び
ご相談くださいますようお願します。
セルフケアとしては、以下が挙げられます。
- 足を心臓より上にくるように高くして寝る
- 弾圧ストッキングや弾圧靴下を着用する
- 足をマッサージする
当店では、通常の方と同様に妊婦さんの施術も行っています。
妊娠3か月を過ぎて安定期に入れば施術可能です。出産直前まで施術可能です。
うつ伏せ姿勢は行わず、お腹に負担が掛からない姿勢(上向き、横向き、座位、立位、四つん這い)
で行いますので安心してお越しください。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
- 住所:大阪市中央区南船場1-7-8 ダイアパレス順慶町(じゅんけいまち)205号
- 最寄り駅:大阪メトロ堺筋線 長堀橋駅/大阪メトロ中央線 堺筋本町駅
- 電話番号:(06)6263ー1081 ※変更ありません
- メールアドレス:yukaimayumichiro@gmail.com ※変更ありません