顎関節症 Part2
顎関節症は顎以外にも、首に問題があるために起こることがあります。
原因は、顎なのか?首なのか?
まずは手軽にできる「顎関節症チェック」を紹介します。
顎関節症チェック

口を無理せずに大きく開いた時に、指を縦にして何本入るのかを調べます。
正常の場合、指は3~4本入ります。
顎関節症の場合、指は1~2本しか入りません。
あなたはどうでしたか?
施術対象となるもの、施術対象外になるもの

日常生活の姿勢や食べ物が原因で首に異常をきたし自然発生した場合、施術対象となります。
外傷性の場合、施術対象外となります。まずは整形外科へ受診ください。
但し、完治はしたもののその後慢性症状となり、顎の筋肉が過緊張を起こしたものに対しては
施術対象となります。
顎関節症に対しての施術について

歯ぎしりや食いしばりの方は、顎にかかる圧力の分散と歯自体を守り保護するため、必ず歯科にて
マウスピースを作成し、必ず就寝時に装着ください。(既製品は×)
施術は全身のバランスを整えて、顎にかかる圧の支点は首なので必ず首の骨をチェックします。
日常生活では、顎関節症の原因となる癖や姿勢を正して頂きます。
食いしばりの方にお勧めしているのが「行動療法」です。
大量の付箋(目立つ色のもの)を用意します。付箋に「噛みしめ」「歯」「リラックス」など
顎関節を連想させるワードを書いて、会社や自宅で目の付く場所に貼ります。
自宅なら照明のスイッチや冷蔵庫、会社ならPCやデスクなど、とにかく沢山貼ります。
付箋を見た時に、食いしばりをしていたら上下の歯を離し体を脱力します。
繰り返すことで自然と食いしばりを意識します。
早ければ6カ月~1年位で食いしばりが軽減するそうです。
軽度の顎関節症の場合、施術で改善は見込めますが、症状が強い場合、施術と合わせてご自身で
行うセルフケアが重要となります。
顎周囲の筋肉をマッサージや関節に対してストレッチする方法をご指導させて頂きます。