介助による肩の痛み

過去になりますが、1年程、右肩痛が続いた女性のお客様がいました。

四十肩のように始めは少し痛い程度から痛みが増し、そのうち腕が挙がらなくなりました。

カウンセリングにて、始めは四十肩と判断して施術しましたが何故か腑に落ちません。

お話を重ねるにつれ、親御さんの介助をしていることを教えて頂きました。

ベットから起き上がらせたり、椅子から立たせたり、小柄で力のない女性にとっては

自身の体にかなりの負荷がかかります。

力の弱い女性は体を痛めやすい

特に女性が介護や介助をする場合、力がないのでどうしても腕力に頼ってしまいます

その結果、首肩や腰を痛めてしまいます。

プロのヘルパーさんを施術したこともありますが、体の使い方を学んだプロでさえ肩腕はパンパン

に張り疲労感や腰痛に悩んでおられました。

昔、母親が転倒して肋骨骨折した時、起こしたり洗髪したりなど介助しましたが、翌日には背中や

腰に痛みを感じ、毎回腰痛ベルトを装着しながら介助しました記憶があります。

この女性の場合、首を施術したら徐々に痛みレベルは下がりましたが、腕を動かすと痛みから

肩甲骨や上腕骨周りの関節の可動域制限があるため少しずつ関節の動きをつけるように操作し、

肩甲骨や腕に付着する筋肉をゆるめていきました。

長期の間、体を起こす時や持ち上げる時、腕を使い過ぎたことで肩や肘に大きな負荷がかかり

続けたことで、特に上腕二頭筋が拘縮していました。

上腕二頭筋

上腕二頭筋は肩甲骨前面から肘に付着しています。肘を曲げた時に浮き出る「力こぶ」の筋肉です。

二頭筋という文字の通り、2つの筋肉から構成され、1つは腱が上腕骨の溝にはまっています。

上腕二頭筋は以下の働きをします。

  • 肘を曲げる補助
  • 手のひらを上にむける動作の補助
  • 重い物を持ち上げる
  • 肩と腕を繋げて固定

上腕二頭筋が疲労すると、肩の前面肘の外側に痛みを誘発します。その他、腕の筋力低下

手のひらを伏せたまま腕を真っすぐに伸ばすことが難しくなり、少し肘が曲がった状態になります。

上腕二頭筋ストレッチ

やり方は様々ありますが、今回は負担のないものをご紹介します。

  1. 肩より低めの椅子の前に座ります。
  2. 腕を椅子の上に置きます。手のひらは天井を向きます。
  3. 背中が丸くならないように胸を張ります。

気持ち良く伸びるのがわかります。手のひらを天井に向けるのがポイントです。

注意:肩が痛い場合は行わないでください。

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8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め

まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。

引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。

☆8/26より☆

  • 屋号:まゆみカイロプラクティック
  • 住所:大阪市中央区南船場1-7-8 ダイアパレス順慶町(じゅんけいまち)205号
  • 最寄り駅:大阪メトロ堺筋線 長堀橋駅/大阪メトロ中央線 堺筋本町駅
  • 電話番号:(06)6263ー1081 ※変更ありません
  • メールアドレス:yukaimayumichiro@gmail.com ※変更ありません

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