孫を「高い高い」して肩腕痛 Part2
肘を曲げて物を持ち上げるには、上腕筋の収縮が必要で、通常、動作の多くは上腕二頭筋が
おこないます。
今回、親指の痛みも話しておられたので、上腕二頭筋の下層にある上腕筋は親指に放散痛を
起こすため、上腕筋のお話をします。
上腕筋

上腕筋は上腕二頭筋の下層に位置します。上腕骨から肘に付着し、肘を曲げる働きをします。
上腕筋が疲労すると、親指の付け根に痛みを起こします。
肘を真っすぐにすることが難しくなり、前腕部に痛みやだるさを感じます。
また、上腕筋を通る橈骨神経の圧迫によって親指と前腕に疼きやしびれを生じることがあります。
上腕筋を痛める原因となる動作
- 重い袋や赤ちゃんを運ぶ
- 子供を持ち上げる
- バックを腕にかける
- パソコンを一日中操作する(持続的に筋肉を収縮させてしまう)
上腕筋のストレッチ


上腕二頭筋のストレッチと同様になります。力こぶを作る筋肉をストレッチするイメージです。
それぞれ、手の甲側を上にして伸ばします。
広背筋
