アレルギー性鼻炎

今年も花粉症の時期がきました。
私も花粉症があり、特にヒノキのほうが反応が強くでるので3月と4月が憂鬱です。
吸入性アレルゲンによるI型アレルギー反応が関係し、くしゃみ、水性鼻漏(すいせいびろう)
鼻閉(びへん)を3主徴とする症状を鼻アレルギーまたはアレルギー性鼻炎と呼んでいます。
症状の好発時期により通年性と季節性に分けられます。
季節性アレルギー性鼻炎

季節性の大部分は花粉が原因であり、花粉症と呼ばれています。
原因となる花粉の飛ぶ季節にだけ症状があります。
日本では、約60種類の植物が花粉症を起こすと報告されています。
主なアレルゲンは、スギ・ヒノキ・カモガヤ・オオアワガエリ・ブタクサ・シラカンバなどです。
症状は鼻の三大症状(くしゃみ・鼻水・鼻づまり)だけでなく、目の症状(かゆみ・涙・充血など)
を伴う場合が多く、その他に喉のかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が
現れることがあります。
通年性アレルギー性鼻炎

アレルゲンが一年中あるので、症状も一年中あります。
主なアレルゲンは、ダニ・家の中のちり(ハウスダストなど)・ゴキブリなどの害虫・ペットの毛・
フケなどです。
症状は上記の季節性アレルギー性鼻炎と同様です。また、喘息やアトピー性皮膚炎などを合併する
ことがあります。
花粉症とカイロプラクティック
花粉症の症状が出やすい方は、身体の免疫が落ちている可能性があり、その原因としては
頚椎(首)と背骨の歪みです。
自律神経の働きを悪くして、免疫機能が正常に働かなくなってしまい症状がでます。
カイロプラクティックで歪みを正常化し、体のバランスが整うことで免疫機能も正常化することで、
免疫力もアップすれば花粉症の症状は楽になると言われています。
当院では、人間が本来体内から出すステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン)と関係がある
胸椎(肋骨が連結する背骨部分)と頚椎(首)を中心に施術を行います。
また、くしゃみや咳が長引くことにより腹圧を高め、腹筋や横隔膜の筋肉が疲労を起こすことで、
首肩凝りや肋間痛、腰痛を起こしやすくなりますのでご注意ください。