生理痛 Part1
施術中の会話で「生理が珍しく5日遅れてきて、しかも痛くて鎮痛剤を服用しました。」
と、30代前半の女性が仰っていました。
現代女性は生涯、450~500回生理になるそうですよ。回数に驚きです。
昔に比べて栄養価が高い食事や、寿命が伸びたことが要因でしょう。
「骨盤が歪んでいるから生理痛になるんですよ。」
「骨盤が歪むと子宮が正しい位置にいることが出来ず圧迫されて血流が滞り痛みを起こします。」
と聞いたことがあったり、または、言われたことがあると思います。
勿論、間違いではありません。しかし、他にも生理痛が起こる原因はあります。
では、他にもどのようなものがあるのか見ていきましょう。
※このブログでは、婦人科系の疾患(子宮筋腫や卵巣嚢腫など)は除外して投稿しています。
鎮痛剤が効かない、毎回出血量が多い等、問題がある場合は速やかに専門医にご相談ください。
生理痛 ①プロスタグランジン
生理時には、プロスタグランジンというホルモンが分泌され、これにより子宮を収縮させ
経血を体外に排出させる働きをします。
他にも、血管を収縮したり、胃腸機能と消化酵素の分泌調整もします。
普段から、胃腸に負担をかける食生活や、不摂生から体が冷えていると、それらを補うために
過剰にプロスタグランジンは分泌されて、血液に取り込まれ骨盤内に届き更に子宮が収縮する
ことで痛みが起こります。
生理痛 ②生理時の骨盤開閉リズム
※片山洋次郎氏 著書「女と骨盤」より引用
生理の3~4日前から、まず骨盤の右側からゆるんで広がり始め、生理が始まると同時に
左側がゆるんでいこうとします。
この一連の動きがなめらかなら、生理中にお腹は痛くありません。
しかし、骨盤が順調にゆるむことが出来ず、途中で停滞すると痛くなります。
生理痛を訴える方は、生理時、左側の骨盤の坐骨が内側に入ってることが多いです。
途中で停滞することで、骨盤内の血流も停滞し、子宮と骨盤内を繋ぐ子宮仙骨靭帯が
引っ張られます。
そのため、子宮の冷えや、靭帯の緊張から子宮自体も緊張し、下腹部に関連痛として現れます。
本日はここまで(^^)次回、Part2へと続きます。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
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☆8/26より☆
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