座椅子による腰痛
60代の男性。腰痛で来院されました。
自宅にて座椅子に長時間座っていて立ち上がろうとした時、腰痛で数分立ち上がれなかった
そうです。
その後、背中と腰に痛みがありお越しになられました。
座椅子って持っている人が多いので、心当たりがあるかたもいらっしゃるのではありませんか?
座椅子での悪い姿勢
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2020/11/座椅子 悪い姿勢.jpg)
座椅子に座ると、大概、このような姿勢をとります。
骨盤が後ろに倒れて腰は逆カーブ、背中は丸くCカーブ、膝を曲げて叉は伸ばして座る。
本人は楽な感覚に思いますが、実は体にかなりの負担をかけています。
これでは人間の本来ある背骨のカーブが失われ、筋肉が無理に伸ばされたり、逆に縮んだりします。
この方の場合、背面を支える脊柱起立筋と、骨盤の安定を司る腸腰筋と腰方形筋が硬くなり
体の動きを制限していました。
脊柱起立筋
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2020/11/脊柱起立筋.png)
首から骨盤まで背面を覆うように付着する筋肉で、棘筋・最長筋・腸肋筋を総称して脊柱起立筋
といいます。
頭蓋骨から肋骨や背骨を通り骨盤まで付着し、働きとしては背中を伸ばしたり、左右に倒したり、
ひねったりします。
脊柱起立筋が疲労すると、背中や腰の動きがかたくなったり痛みを誘発します。
前屈み姿勢や背中や腰が丸まった不良姿勢、一方向のねじり運動は脊柱起立筋が疲労します。
腸腰筋
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2020/06/図10.png)
大腰筋と腸骨筋を合わせて腸腰筋といいます。
腰椎(腰)から股関節の内側に付着し、働きとしては股関節を曲げたり、骨盤を正しい角度で安定
します。
腸腰筋が疲労すると、足が上がらず段差でつまづいたり、腰椎の前弯カーブが減少し腰痛や股関節痛、
鼠径部痛を誘発します。
腸腰筋はスタイル面でも影響し、腸腰筋がきちんと働いている時はお腹もヒップも引きあがりますが、
腸腰筋が働かずゆるむと、下腹はポッコリと出てヒップも垂れ下がります。
また足先が外側を向いてしまうので、大腿部の外側が張ります。
腰方形筋
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2020/11/腰方形筋.png)
腰方形筋は腰部の深部にあり、肋骨と腰部と骨盤に付着し台形の形をしています。
腰方形筋は腰を安定させる重要な役割をしており、働きとしては主に体を左右に倒します。
他にも、下に落ちた物を拾う動作、ゴルフなどスイング動作です。
腰方形筋が疲労すると、姿勢が安定せず腰部の前弯カーブが減少したり、腰痛を誘発します。
腰が丸まった姿勢や、長時間のデスクワーク、腰をひねる動作、股関節や殿筋を酷使した動作は腰方形筋
が疲労します。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
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