気圧に敏感なひと

大阪では明日は雨予報です。
雨降り前は、気圧の変動が大きくなります。
当店のお客様で、急激な気圧で体の内圧が高まることにより、倦怠感や頭の痛み、痛みの増加、
患部の腫れを訴える方がおられます。
特に、雨が降る前日に症状を訴える方が多いです。
このように、気圧の変化によっておこる不調を気象病といいます。
男女比では、女性の方が気圧の変化に敏感な方が多いといわれています。
原因は自律神経の乱れ

気象病の原因としては、気圧の変化による自律神経の乱れによるものだといわれています。
近年、若者の患者数が増加しており、スマートフォンの普及と関連があるといわれています。
気象病には耳の「内耳」が深く関係しています。
内耳は、耳で受けた情報を脳や神経に伝えるセンサーの役割をしています。
この内耳センサーは、人により感じ方が異なり、気象病の方はこのセンサーが敏感で脳や神経に
過剰に情報が伝わるため、自律神経バランスを崩しやすいといわれています。
気象病と頭の痛み

気圧の変化に弱いお客様の体に触れると、後頭骨と首の境目、首肩まわりがガチガチに
固まっています。
首には胸鎖乳突筋という大きな筋肉が付着しています。
首を左右に向けるとクッキリと現れます。

耳の後ろにある乳様突起から鎖骨に付着し、首を左右に向けたり、頭を下に向けたりします。
胸鎖乳突筋が固まると、鎖骨を引き上げ肩は挙がり、首が前に突っ込み、肩が内にはいります。
肩の凝りや、肩が内側にまく内旋肩、胸筋も固まるた肋骨の柔軟性が乏しくなり、腕のだるさや
浅い呼吸になります。
また、胸鎖乳突筋はおでこやこめかみに痛みを誘発したり、耳がこもって聞こえることもあります。
首や胸部は繊細な部分ですが、大半のお客様が凝ってる部位なのでリリース必須の場所です。


