寒暖差からの咳に注意
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2022/03/咳する男イラスト.png)
朝、洗濯物を干していると沢山のトンボが飛び交うのをよく目にします。
夜には秋の虫の音色が響き渡り、秋を感じます。
気候的には過ごしやすい季節ですし、秋は食べ物が美味しい季節ですから、
秋が好きな人は多いでしょうね。
しかし、気管支が弱い方や気象痛の自覚がある方は、寒暖差や台風による気圧変動
から体調を崩しやすいため憂鬱な季節です。
私自身、咳喘息もちのため急に空気が冷たくなると咳がでやすくなるので、
コロナ以前からマスクは必須でした。
咳は肩こりや腰痛の原因になるので、咳が止まらなくなると厄介です。
呼吸運動
![](https://mayumichiro.com/wp-content/uploads/2022/03/呼吸 イラスト.png)
呼吸すると肺が広がったり縮んだりすると思いますが、肺自体が広かったり縮んだりする
のではありません。肋骨に包まれた胸郭の働きによるものです。
横隔膜が下に下がることによって、胸郭内の容量が増え内圧が下がるため、体外からの空気
が肺に入ります。これが息を吸う時(吸気)です。
ここから横隔膜が元の位置に戻る(上に上がる)ことで内圧も上がるため肺の中の空気
が押し出されます。これが息を吐く時(呼気)です。
横隔膜は胸腔と腹腔の境目にある膜状の筋肉です。
そして、体の内圧を安定させるには胸腔と腹腔のバランスが大切です。
胸腔(きょうきゅう)と腹腔(ふくくう)
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地球上では常に体へ圧力がかかるため、体内の圧力が保てないと体はペチャンコに潰れます。
外気圧から体を守っているのが、横隔膜を境目とした胸腔と腹腔です。
胸腔と腹腔の内圧バランスが保つことで、外気圧から肺や腸などの内臓を守っています。
咳やくしゃみ、いきむ時は、横隔膜や腹筋群が働きます。
咳が長期間続くと、横隔膜や腹筋群が過度に使われて硬くなり、腹腔な働きが弱まるため
胸腔に負担がかかります。
硬くなった横隔膜では呼吸しても沢山酸素を取り込めません。
この時、硬くなった横隔膜を補おうと、無意識に肩を挙げて呼吸量を増やそうとします。
なので咳が長期間続くと、肩こりや腰痛、腹筋の筋肉痛を誘発します。
咳はかなりの体力を消耗しますので疲労感も抜けません。
ひどい場合、咳で内圧がかかりすぎることで肋骨にひびが入ったり肋骨骨折を起こします。
咳は早急に止める
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当店では、花粉症や喘息の持病があるお客様に対しては、呼吸がしやすくなるように
横隔膜や肋間筋、腹筋群を緩めて気管の神経と関係のある背骨を整えていきます。
長引く咳の中には様々な病気が隠れていることが多々あり、特に多い物が以下の病気です。
- 咳喘息
- アトピー咳嗽(あとぴーがいそう)
- 副鼻腔気管支症候群
- 胃食道逆流症
- タバコによる気管支炎
- 百日咳、マイコプラズマ感染
その他にも、頻度は少ないですが
- 一部降圧剤の副作用によるもの
- 心因性咳嗽(ストレス)
咳が3週間以上続く場合、これらの病気が原因かもしれません。
咳が長引くとそれに伴って肩こりや腰痛も中々改善しませんので、早く咳を止めることが先決です。
まずは掛かりつけ医に相談してください。
症状により施術内容は異なりますので、咳の原因が判明したら必ずお伝えください。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
- 住所:大阪市中央区南船場1-7-8 ダイアパレス順慶町(じゅんけいまち)205号
- 最寄り駅:大阪メトロ堺筋線 長堀橋駅/大阪メトロ中央線 堺筋本町駅
- 電話番号:(06)6263ー1081 ※変更ありません
- メールアドレス:yukaimayumichiro@gmail.com ※変更ありません