猪首(いくび)
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当店の既存のお客様で、猪首の方がおられます。
横から見ると首が前方に大きく突き出し、この状態でアゴが上がり頭を後ろへ引き込んだ姿勢で、
背中が丸く肩甲骨が離れています。
上のイラストからアゴをあげた状態です。首が短く見えて、俗に猪首と呼ばれています。
(猪首は医学用語ではありません)
この状態では、首凝りや肩こりを常に感じてしまいます。
首を傾ける程首こりに!
首は傾ければ傾く程、首の付け根には大きな負荷がかかります。
頭の重さは体重の10%と言われており、平均5~6㎏です。
例えば6㎏だとしたら、15度傾ければ2倍の12㎏、30度傾ければ3倍の18㎏の重さが
首の付け根に常にのっかっていることになります。
これは首のカーブが正常な方の場合で、猪首の方は長年の姿勢でストレートネックになるので
実際はこれ以上の重みがかかっています。
首を傾けたスマホ姿勢やコクリと首を振るうたた寝は首を痛める原因となることが解ります。
猪首は前・横・首の付け根
猪首は、後頭骨と首のつなぎ目、首の付け根、首の横側と前側を緩めてあげます。
筋肉は胸鎖乳突筋と斜角筋をゆるめます。
また、首を突き出す姿勢にて肋間や柔らかくてはいけない溝おちが硬くなっているいるので
優しくほぐします。
因みにお腹の感触は、溝おちは柔らかく弾力があり、下腹部は力が入っていて、へそ周りは
溝おちと下腹部の間(柔らか過ぎず硬すぎず)が正常です。
胸鎖乳突筋 斜角筋
胸鎖乳突筋(上)は、、耳の後ろにある乳様突起から鎖骨に付着しています。
両側共に働くと、首を曲げる(うなずき)、片側だけ働くと首を反対に回します。
例えば右の胸鎖乳突筋が働けば、首を左に回します。
斜角筋(下)は、首の前面から肋骨に付着していて、前中後と3つの筋肉から成ります。
首を回す、首を横に倒す、前に曲げる働きをしますが、最も主要な働きは呼気の補助です。
因みに、ストレートネック、うつむき姿勢、PC作業にて腕を伸ばした姿勢をとる方、
食いしばりや歯ぎしりクセがある方は常に斜角筋が疲労しています。
普段から気を付けてもらいたいこと
パソコンやスマホ操作は、続けて長時間行わないように心掛けましょう。
合わない度数の眼鏡やコンタクトは早々に変更します。
首が前に突き出しアゴが上がっているため、普段使いの枕はかなり高めのものが必要です。
猪首の方は肩からホールドできる枕を使うと呼吸が楽になります。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
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