孫を「高い高い」して肩腕痛 Part1
1歳になるお孫さんが高い高いが大好きで、可愛い孫にせがまれると断れないのでエンドレス
で行っていたら、翌日、肩腕が筋肉痛になり首も痛くなってきたと60代男性が来られました。
傍から見ていると微笑ましい光景ですが、やる側はキツイです。
腰痛持ちは、体幹が不安定なので上半身を支えられず、首腰を痛めてしまう可能性があります。
今回の方は、首(斜角筋)、肩(上部僧帽筋、回旋腱板)、腕(上腕筋)背中(広背筋)
に筋肉痛を起こしていて、特に肩と腕の上腕部分が辛そうでした。
斜角筋
斜角筋はよく登場する筋肉なので、「またか…」と言われそうです(笑)。
斜角筋は首の筋肉で、首を横に倒したり、首を回す働きをしますが、メインは呼吸の補助です。
首~肋骨に付着し、呼吸にて肋骨の上下運動を補助します。
しかし、過度に腕を使うことで、腕に連動する肩を守るため斜角筋が補助します。
結果、腕の酷使は首の痛みを起こします。
※ブログ「ゴルフレッスンにて」も合わせてお読みください。
斜角筋ストレッチ
立位の場合、伸ばす側の腕は背中に回し反対の手で首を真横に倒します。
座位の場合、伸ばす側の腕で椅子を持ち体を固定します。反対の手で首を真横に倒します。
斜角筋は3つ(前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋)あり、人によりストレッチする場所が違うため
方向や伸ばす角度が異なります。
なので施術後にセルフケアとして、その方にベストの方向と角度をお伝えしています。
回旋腱板(ローテーターカフ)
回旋腱板は、肩甲骨から上腕骨に付着しており、腕を内側や外側に広げたり捻じる動きや
肩の安定性として働きます。
髪をブラシでといたり、後ろ手に回す、服を着るなど日常の動作で常に使っています。
回旋腱板がある肩関節は、股関節と同じ球関節です。しかし、関節面は股関節と違い肩甲骨
の横に引っ付いただけの状態でとても不安定な関節です。なので、簡単に脱臼します。
不安定な分、可動域は広く360度です。腕をグルグルと回す分回しが可能です。
この不安定な関節を補っているのが回旋腱版なのです。
回旋腱板が疲れると、肩や腕の痛みや手首痛、ひどい時は手のしびれ(特に親指と人差し指)
握力低下、感覚異常を起こします。夜間の静止時や動作時でも痛みがあります。
肩関節周囲炎、いわゆる五十肩の原因となる筋肉です。
肩回旋ストレッチ
肩甲骨は0度~60度までしか動かないため、この回旋腱板筋を痛めている時は腕が上がりません。
これは肩甲骨を固定しておこなうストレッチです。
肩関節は弱い部分なので、痛みがある時は悪化させる可能性がありますので行わないでください。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
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