立ち仕事からの腹痛

調理師として働くお客様が強い腹部の張りで来店されました。
他にも背中や腰の痛みもあり、別の整体に通われたそうですが腹部の張りが
全く変わらないとのことでした。
お通じは快便なので、便秘や下痢からくるものとは考えにくいです。
お仕事のスタイルを聞くと、調理場担当で基本立ちっぱなしで前屈み姿勢、
右手で包丁を持ち左足を前に出してのスタンスで調理するそうです。
腰が嫌がる姿勢 前屈み+ねじり
左足前なので左腰が前に捻った状態からの前屈み姿勢となると、小さな腹筋をしてるように
腹筋が縮み、腰を右に捻った状態なのでタテの腹筋と斜めの腹筋に負荷が掛かります。
体を前屈み(前傾)姿勢して捻りを加えた姿勢は腰に大きな負荷を掛ける姿勢です。
背中は逆に引き延ばされることで縮む力が弱まりますし、椎間板にかかる圧力も高まります。
調理場は食材を扱うため室温が低いため、体が冷えて血流も滞るため、筋肉の柔軟性が
低下していることも想像できます。
柔軟性が低下すれば疲労を凝り感じたり、更には凝り痛みを誘発してしまいます。
腹筋群

腹筋はバームクーヘンのように「筋肉の層」で形成されています。
一般的に腹筋といわれているのは、タテの腹直筋です。
その他にもウエストのくびれを作る斜めの内外腹斜筋、そして一番深いところには腹横筋
(ふくおうきん)があります。
この腹横筋は、風船ダイエットやストローダイエットで有名です。
息を吐き、吐き切ったところから更に息を吐く時に腹横筋は働きます。
腹直筋の関連痛

今回腹部の張りで関連するのは腹直筋です。
腹直筋は直立姿勢での体幹の安定を維持したり、前屈みの補助をします。
長時間の前屈み姿勢は腹直筋の疲労を生みます。
その他にも強いストレスや緊張、排便時や出産時のいきみ、痩せてみえるようにお腹をひっこめる、
ガードルやベルトでお腹を締め付けるなども腹直筋に負荷を与えてしまいます。
おへそから下部、特に恥骨のすぐ上あたりの筋繊維が硬くなると、腹部に関連痛を引き起こし
強い腹痛を誘発します。
いつも当店にご来店頂き誠に有難うございます。
8/26(土)より南船場にて「リフレッシュ整体癒快まゆみカイロプラクティック院」改め
「まゆみカイロプラクティック」が営業再開しました。
引き続き愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。
☆8/26より☆
- 屋号:まゆみカイロプラクティック
- 住所:大阪市中央区南船場1-7-8 ダイアパレス順慶町(じゅんけいまち)205号
- 最寄り駅:大阪メトロ堺筋線 長堀橋駅/大阪メトロ中央線 堺筋本町駅
- 電話番号:(06)6263ー1081 ※変更ありません
- メールアドレス:yukaimayumichiro@gmail.com ※変更ありません