踵の痛み

足の踵(かかと)の痛みで、歩くのもままならないお客様が来られました。

整形外科にて、レントゲンにて踵にカルシウム沈着がみられ踵骨棘が形成され、それが要因となり

足底筋膜炎が発症したと診断。

自宅近くの整骨院で治療継続中で、お盆休みが長期のため診てもらいたいと遠方より

お越し頂きました。

踵骨棘とは

踵骨棘とは踵の部分に生じる骨棘(鳥のくちばしのような形に骨がでっぱる)のことです。

足裏のアーチが崩れて足底筋膜が過剰に引っ張られると、付着部の踵にストレスがかかり

骨棘を形成することがあります。

立位や歩行時など、足裏に体重がのる時に踵や土踏まずに針で刺されたような鋭い痛みを感じます。

バランスチェック

立位姿勢にて、右肩下がり 右腰上がり、体を動かしてもらうと痛みはないですが体幹の硬さや股関節の硬さ

が目立ちます。

つま先立ちやかかと立ちは問題なくできますので、腰椎神経は問題ありません。

しかし、背屈(足趾を天井方向に向ける)があまりできていませんでした。

歩き方も以前に比べると歩幅が小さくなられています。

ご本人に確認すると、痛みがでてからチョコチョコ歩きになったと仰っていました。

姿勢から、痛みから逃れるよう生活していたことが伺われます。

基本は「前後左右バランスを整える」ことから

どんな症状に対してもまずは「体の前後左右バランスを整える」のは基本です。

そのため軸となる骨盤、そして股関節、踵の調整をおこないました。

踵の調整は重要です。踵には足底筋膜、アキレス腱をまたいで腓腹筋ヒラメ筋が付着します。

腓腹筋とヒラメ筋の痛みは踵や土踏まずに痛みを放散させます。

※上図 腓腹筋の放散痛、下図 ヒラメ筋の放散痛

それに、これらが収縮すると踵をもちあげ、足底筋膜が引っ張られてしまうからです。

「弁慶の泣き所」いわゆる足のすねには、足指を背屈する脛骨筋や趾伸筋が付着

していますので、柔らかくして動きやすくします。

足指を天井方向へ引き上げる筋肉はすね側、地面方向へ引き下げる筋肉はふくらはぎ側に

この付着しています。

このお客様の左すねは柔らかいですが、右すねを触るとガチガチに固まっていました。

キネシオテーピングは自分でも貼れる

テーピングは踵を保護する張り方をしてもらい軽減しているとのことなので、

踵のカルシウム沈着している部分を押すと痛みを感じるので、そこにパットを当てた状態で

テーピングを貼りました。

こうすることで着地時に体重圧からの衝撃をいくらか和らげることができます。

足裏ならばご自身でも貼れるので、貼り方をご指導させて頂きました。

後日、ご本人様よりパットがある方が良いとのご報告を受けました。

先程、ふくらはぎの筋肉である腓腹筋とヒラメ筋は、踵や土踏まずに放散痛を引き起こすと

お話ししました。

これらの筋肉に対してもテーピングを施すと更に効果が見込めると思います。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA